インターネット環境のさらなる高速化、ハイスペックを要求するマルチメディア環境やゲーム環境。これを満足するにはやはり持ち歩きに特化したLib20では不可能。やはりPentiクラスのPCが必須である。マルチメディア用途限定ということで買ってみた機種がこの“CHANDRA”である。
パソコン環境(4)
ハードウエア FLORA Prius note210T13E (MMX pentium/133MHz) 8.4インチTFTカラー液晶(26万色) メモリ8MB+増設32MB(メルコ製) FDD1基(1.44/1.25/720k 3モード外付け) HDD1GB(IBM製)→8GB(東芝製)換装済み PCカードスロットTYPEII×3またはTYPEIII×1+TYPEII×1 赤外線ポート標準装備(最大4Mbps) サウンドブラスターPRO互換音源標準装備 (ステレオ16ビット、44.1kHz) CDG−TX4A(アイオーデータ製4倍速CD−ROMドライブ) MMO640GTB(メディアインテリジェント製640MB MOドライブ) CD−R/RWドライブ KXL−RW10AN(Panasonic製) (R×4倍速、RW×4倍速、ROM×20倍速) ソフトウエア O S :MS−Windows95 4.00.950B IE5 5.50.4522.1800 アプリ :NetCaptor 6.5.0Beta4 ネットスケープコミュニケーター4.6ja ICQ98aBeta,Dll1.07(日本語化済み) ReGet1.8(フリー版) WinFM32&WinLM32(レジスト済み) GV for Win32 version0.82a WINAMP 2.5c MPMan−F10 FFFTP Ver1.70 クラリスワークス4.0v2 B’s Recorder GOLD 1.20 (CDデータ吸い出し、CD−Rライティング) 午後のこ〜だ for Windows 1.02 (MP3エンコード、フリーソフト) DaisyArt for SONY Rel.1pw MightyPEG 1.1
MMXになったのは大きい。CPUキャッシュというのは486で初めて搭載されたわけだが、当時386に数KBのCPUキャッシュを載せただけのもののはずなのに、格段に処理速度が向上して驚いた覚えがある。Pentiになって16KBまで増幅したキャッシュが、MMXになってさらに倍増の32KBになった。ワープロなどのテキスト処理にはあまり関係ないが、マルチメディアプレーヤーとしては、かなり威力を発揮するであろう。
何故今133か? 個人的には200も300も必要ないと考えている。今までの75では心許ないが、133というのはある意味ではそれ以降の基礎となっており、一時期のスタンダードにさえなっていたので、パーソナルユースではこれで充分である。自分の使用用途と照らし合わせて、その用途の充分な働きをレスポンスとして返してくれるスペックこそ最適な自分のパソコンであると私は考える。
しかしながら、メモリ容量は重要である。最近の機種では96MBなどというのもある中、最大増設40MBは必須最低レベルであろう。メモリは本体と同時に購入、MagnaRAM97併用も現在では常識であると思われる。
HDD1GB。大抵の人は「少なすぎるっ!」とおっしゃることでしょう。しかし、前述の通り巨大アプリは一切入れず、ノートンやブラウザなどの最低限のツールを入れてプレーヤー&ビューアとするには充分なのである。なんでもかんでもフルインストールすることを考えず、本当に自分が必要としているソフトは何であるのか?吟味してみるのも、今後巨大化する一方のOS&アプリに乗せられて、大容量メディアを買わされるという企業戦略に飲み込まれないための一つの手段でしょう。
ディスプレイの視認性。はっきり言って幻滅である。LibのTFTに見慣れてしまうと、本当に同じTFTなのかと疑ってしまうほどですね。Libの液晶は本当に見やすいです。比べてみるとわかるでしょう。機種選択購入時には是非とも見比べてみて下さい。
こうしてみると、初めての音源搭載マシンである。今まではかなり苦労して音源を確保していた。マルチメディアを意識しなくても最近の機種はついているので、大したものである。ヘッドホン端子にヘッドホンを差すと、スピーカーからは音が出なくなる。今更ながらこんなことで感動しています。
さて、IE4との格闘は今後どうなるか? 少しずつ試していきたいと思います。