現在のメインで使用中のマシン(当HP編集環境)を紹介。やはり大きさと機能で考えれば、リブレットはモバイルに最適ですね。さすがに初代…もうちょい速いとよいのだが…^^;。っというわけで、リブに関する四方山話、大公開!(^^)
パソコン環境(3)
ハードウエア Libretto20CT(AmDX4/75MHz) メモリ20MB(内蔵8MB+増設12MB(メルコ製)) HDD2.16GB(IBM製9.5mm厚) PCカードスロットTYPEII×1 (PCカードアダプタ使用によりTYPEII×1またはTYPEIII×1増設可) 赤外線ポート標準装備(最大115.2kbps) CDG−TX4A(アイオーデータ製4倍速CD−ROMドライブ) MMO640GTB(メディアインテリジェント製640MB MOドライブ) MMO230VB(メディアインテリジェント製230MB MOドライブ) DSC−F2(ソニー製デジタルスチルカメラ 35万画素) DSC−S50(ソニー製デジタルスチルカメラ 211万画素) ソフトウエア O S :Microsoft Windows95 4.00.950a テキスト編集:WZ Editor1.01 ブラウザ :Netscape Navigator3.0ja メールソフト:Becky! Internet Mail version 1.26.04 FTPソフト:AutoFTP Ver.1.2(アップロード専用) FFFTP Ver1.70(容量計算・総合管理用) 圧縮解凍 :WinFM32&WinLM32(レジスト済み) DiskXZip Ver1.05(フリー版)
実は最初、購入は中古TP230or530を検討していた。当時は98の知識しかなく、中古で買ってOSを別で購入、インストールすれば安上がりだと安易に考え、購入に踏み切ろうと店頭まで行ったところで、「BIOS」という壁があることに初めて気付いた。98と違って、DOS/VはBIOSを書き換えないと95がインストールできないらしい…。その情報を持って手ごろな価格のTPたちを目前にしながら、一時アキバを撤退、自宅へ帰りIBMページから、TPへの95インスト情報及び必要となる最新BIOSをDLした。万事条件は整い、昨日の売場へ行ってみると…ものの見事にTPたちは買われていった後だった…。
TP本体+OS(PCDOS/V6&DOS/V版95)で、10万以内に収まる目算だったのが見事に潰えたため、今度はその10万で収まるマシン探しを始めた。98は、あるにはあるが、サイズ的にもLdと変わらず、さらに小さいマシン・TPを考えていた私には、これをさらに上回る小ささと、Win95が問題なく動作するという条件を満たすマシンを探した。
TP探しの結果得られた情報である「BIOS」とともに、どうやらDOS/Vは中古で買っても市販されているディスクのみではインストールできないということが解ってきた。リブレットはかなり早くから目に付けていたのだが、中古ではソフトが付いてこないため、いわゆる「東芝ユーティリティディスク」が手に入らないため、新規に購入することは不可能だ、ということが解ったのである。そうなると最早選択肢は「新品DOS/V」か「中古98」しかない。となると、新品でDOS/Vを買う方が、OSも付いているし、勿論動作はメーカーに保証されているので間違いがない、ということだ。
機種選定には価格、大きさはもちろんのこと、もっと大事なことは、現在の周辺機器をすべて即日で使える、ということである。何しろすぐ仕事&出張があるので、モバイル環境がないままでは帰れない。SCSI関連は既に98&DOS/V両用のカードを使っていたので問題なく、あとはプリンタケーブル程度。こちらは当時あまり見慣れていなかったD−Sub25ピンものを確認。これでOSセットアップ済みなら怖いもの無し、というわけだ。
機種は結構すんなりとリブに決定。問題は、50発表直前だったこともあって、30にするか20にするか、というあたり。本体価格を考えれば、30でも10万で十分だったのだが、そこがリブの落とし穴、FDDが別売りなのである。ソフトインストールくらいなら、ほぼFD→MO、あるいはCDからで出来るのだが、トラブル時のブートがFDDでしか出来ないこと、さらに会社でのデータ交換が当時FDしかありえなかったことがあり、FDDを買わないわけにはいかなかった。さらにメモリ。95の動作速度は、CPUクロックよりもむしろメモリ容量にあり!とLdで実感していたため、これをおざなりにするわけには行かず、迷うことなく本体購入即フル増設の道を選んだ。本体&FDD&メモリ、総て最も安いとこを探して、やはり30では相当足が出ることがわかり、20に決定 購入と相成ったわけである。(な、長い…)
使い勝手は、やはり非常によい^^。よく「キーボードが小さいからタッチタイプができない」という声を聞くが、これはキーボードのせいではなく、正しいタッチを知らないからだと私は思う。逆に小さいと、指の移動距離がそれだけ近くなるので、疲れることを知らずに延々タッチタイプができる、そういうことのできる最低限のキーボードを搭載してるなぁと思うのがリブレットである。
キーボードの次はポインティングデバイス。リブポイントのカバーは、私のは何故か30のが付いていた。ついでに言うとトップカバーまでが30だった(笑)。これはひょっとして30が入ってるのでは?と疑ったが、そこまで甘くは無かった^^;。30のカバーを持つ20、自称「リブ23」である(爆)。話が逸れたが、この30カバーでもリブポイントはあまり使いやすいとは言えない。これは雑誌情報から得た知識を元に、すぐさまダイナブック用のアキュポイントゴムに交換し、快適性から言えば、現存する総てのリブレットシリーズのどれよりも良い!と言い切れる使いやすさを実現している。
スピードは…かなり遅い^^;。Win95のマルチタスクで最も重要なのは、やはりスプレッドシートたる123の動作と考えるが、こいつはなんとか動くレベル^^;。但し、テキスト入力をエディタでする分にはなんら問題ないスピードである。486のCPUは伊達ではないのだ。
液晶の綺麗さは、素晴らしいの一言に尽きる^^。今使ってるチャンドラよりも液晶だけは格段に優れているため、特に写真やHPのブラウジングは色的にこちらをメインにしたいくらいだ。仮想で1024×768に出来るのも大したもの。シーラスロジックの7548というのは、当時でもかなり速い部類に入ってたと思うので、視認性に関しては文句の付けようもないですね^^。
ソフトとしては、もうかなり落ち着いている。あまりバージョンアップを考えず、安定動作を旨として末永く使っていきたいと思ってる。やはりこのスペックで、ポインタもそこそこだが使いやすいとは言えない環境においては、DOSライクなWinFM&LMがお奨めです。シェアですがそれにあまりある使いやすさを実現してくれる、DOSのFILMTNと同じく最早手放せないツールとなっています。ハード&ソフト両面のアップグレードを常に考えるよりも、そのハードにあったソフトを見つけだすことこそ、PCを永く使っていける秘訣かも知れませんね^^。