∀ガンダム関連の感想をこちらにまとめておきます。
毎週金曜日夕方16:55〜17:25 フジテレビ系列にて放映。
∀ガンダム(49) 黄金の秋(2000/04/15)
実に、3週間待たされた。災害速報による放映中止は、ひょっとしてこのまま放映されないのでは、或いはXのときのように全く別の時間帯・チャンネルでこっそり放映したりするのではないかと思わずにはいられなかった。このままビデオ化されるまで目にすることは無いのでは?と。一応、気になっていたので、内容だけはコミック版(ボンボンの方。既に全2巻完結)で確認しておいた。でもやっぱり最終話、しっかり観ときたいですよね。かなり遅れたけど、ちゃんと放映して良かったと思います。
∀に関しては、スニーカー以外にもハルキノベルズからも小説が出ていた。でもこちらはちょっと違うのかな?現時点では読む予定無しです。スニーカーの方もしっかりと読み始め・読み進めないとね^^;。
さて、というわけで待ちに待った最終話。コレンの“赤いモビルスーツ”何かを意識してるのかな?(笑)意気込みは良し!どっかガトーに通ずるんだよね。ほんのちょっとだけど^^。瀕死のウィルゲムの中で将来を思いやる御曹司の姿は、結局首尾一貫していたと思う。月もギンガナムも機械人形も利用して、地球を引っ張っていく人間として頑張っていたよ。ターンタイプ同士の最終血戦では、赤いカプルの犠牲の下に、歴代ガンダムシリーズを継承するパイロット同士の語らいを見せた。役者は少ないものの、十分に見応えがあった。戦いの歴史は繰り返させない。ロランの決意は固く、しかしそれでも月光蝶の光は広がっていく。
自らを封印する∀の意思と、起きるべくして起きたターンX・ギンガナムの最期。エンディングの月の繭の意味はここにありました。そして時は流れ、それぞれに平和な時代が訪れる。ロランはディアナと共に生き、月はキエルが治める。ロランが月に吠えて始まり、ソシエが月に嘆き、キエルが月に泣いて終幕を閉じた物語。メリーベルと共に旅する精悍な御曹司に、左手薬指に指輪が光るディアナ。この先も楽しみなところですが、ひとまず大団円。3つ目最終話だけのエンディングも次回作を暗示しているのかな?限りなき旅は続く。突き動かされ歩き続ければ目の前に今こそ扉は開く。ガンダム第3世代開幕となるか、今度こそ本当の終焉となるか、今後の富野氏に期待したいと思います。
∀ガンダム(48) 月光蝶(2000/03/25)
ソレイユ、ウィルゲム、ホエール、そしてギンガナム軍。それぞれの闘い、それぞれの思惑の中、戦闘は激化する。勝敗を左右する∀のコクピット。これがドッキングしてこそ真の強さを発するはず。そこまでの量産が可能なのか?望ましくはウイングゼロかV2アサルトバスターの1台も造ってほしいものだなぁ(爆爆)。久々に登場のプロペラ機もボルジャーノン部隊も、果たして活躍してくれるのかなぁ。今はともかく、∀の奪還がポイントっぽいです。ジョゼフはかなり頑固っぽいですし^^;。それにしてもマヒロウってまだ生きてたんだ…。こいつも意外としぶといね(^−^;。赤いカプルはシャア仕様でしょうか?(爆爆爆)
ちらっと見えたターンXの素顔、驚くほど∀に似てるんですねぇ。そしてIフィールドにシャイニングフィンガー、ターンXのどう考えても群を抜いてる戦闘力。勝ち目はあるか?ロラン・セアック。サイコミュ連動システム搭載のターンX、やはりこいつを量産することが戦力拡充に繋がると私は思うのだが…^^;。まあ、より戦闘を拡大させるだけなので、展開もつらいものになっていくのだが…。それは辛い、辛すぎる…。いややはり、この月光蝶は危険だ!光が、広がっていく…!こんな簡単にIフィールド・バリアをさらに跳ね返すとわ!?これだけのスモーを投入してもまるで歯が立たない、鋼鉄ジーグのような反則的合体MSターンX。やはり生きていてはいけないやつなんだ!!と叫びたくなるような存在でした^^。月光蝶がエンジェルハイロゥのような役割で黒歴史を再現する??風は、またそよぐ。か?
∀ガンダム(47) ディアナ帰還(2000/03/19)
悪魔の力・∀の光の羽。ギンガナムにグエン、そしてディアナカウンタ。腹の探り合いは依然続く。コレンの存在は、ひょっとすると大きいのかも知れない。∀量産に対抗し、策があるというのだろうか。フラットの暴走に無茶をするコアファイター。カプルがフォローするにも限度があるし…。フィルはともかくミラン執政官には何か策は無いものなのだろうか。折角の戦いに向け独自の考えで突き進むジョゼフ。考えはあるというものの、やはり不安になる。戦力分散の愚かさを体現すること無ければ良いのだが。
あくまで駆け引きにより地球と月の命運を賭けようとするグエン。ジョゼフの駆け引きも鮮やかなもの。予断を許さぬ駆け引き合戦、グエン、ジョゼフ、DCにディアナ、そしてギンガナム。果たして最後に笑うのは? やはり鍵を握るのは∀の存在か。物語は既に終盤。何が待ち受けていようとも、もう間も無く明らかとなる。ガンダム史上でも希にみる混戦に、ディアナはどんな次なる一手を指示するのか。戦いは白熱化していく。風は烈風。
∀ガンダム(46) ギンガナム襲来(2000/03/11)
地球を蹂躙するマヒロウ隊は本当に度し難い。ラインフォード家とボルジャーノ家の対決という様相を呈する事態は、今後どのような展開を見せるのか。地球で堅実な生活をしてきたキースにも、その影響は避け得ぬものとなった。覇権主義に陥ったグエン・サードは世の中を導くことが出来るのか。懐かしい地球の面々も、地球の明日を考え、奔走する。
リリの思い付き・ハリーの同意、ロランは潜入により∀を奪還できるのか。黒歴史を繰り返そうとする覇権主義者を諫める一同は、ウィルゲムとの戦端を開くことで打開策を見出すべく苦慮する。メリーベルの∀はどのような威力を示すか。スモーのアンチビームフィールドが無ければ惨事になっていたところだ。戦いはビーム砲だけで決する者ではない。パンを焼くことで戦うことを決意したキースの意志も心強く、今は∀奪還にのみ注力したいホエールズの面々。風は止まらない。
∀ガンダム(45) 再び、地球へ(2000/03/04)
大人は何を考えているんだ。歴代ガンダムパイロットの少年達が常に言い続けたセリフであるように思う。まったくどうなってるんだか、そう叫びたいロランは冬の宮殿へ。コアファイターの使い回しもできる∀は奪われ、グエンの政略は順調に進むように見える。ギンガナムとの協定継続も彼の政治手腕次第か。でも月の民はいつでも前向き。ロランもディアナ、フランも冷静に状況を見つめ、行動しようとしている。再び、地球へ。ディアナの願いは全ての民のために。それがわかる民だからこそ、次なる決戦へと赴ける。ハリーの心強さも手伝って、戦場は再び地球へと移る。新たなる勢力・ズサ部隊の戦力はいかに?
月での戦闘は極秘裡に。パニックを起こさせないためとはいえ、コアファイターではつらい…。戦力はスモーにカプル、ボルジャーノン。ズサもアクシズ時代よりさらに強化されている。ミサイルポッドだけでなく、近接に特化した脚部のワイヤーが危険だ。モビルスーツの宇宙戦闘はまだまだ不慣れ。鮮やかなるはロランのファイターと大尉のスモーのみ。そして冗談を本気にしたような戦艦ホエールズは一路地球を目指す。風はどちらに吹くのか。
∀ガンダム(44) 裏切りのグエン(2000/02/27)
命を吸い取る運転システム。ロランの命を力に変えた∀のバリアは、黒歴史の真実を物語る。或いはバイオセンサー、バイオコンピュータ、ゼロシステム…。どちらにせよ、乗せた人間をパーツ・エネルギーとして使い尽くす戦闘システムのようである。恐るべきシステムはまだまだ出てくるのかな?冬眠により生き長らえるシステムも違う意味ですごい。月の、そして黒歴史のシステムはまだまだ奥が深い。
平和な街並みと混乱を起こす機械人形。ギンガナム家はそれでも戦闘を止めない。武力を司り、玩ぶ武闘派はターンXを簡単には手放さず、思いを巡らすグエンの協力を得る。腹の探り合いではあるが、力を持つ者同士、求めるものは近しいようである。リリとキエルはどのように考えるのか、定かではないながらも戦争はやはり簡単ではなかった。ウィルゲムの離反はロランには耐え難い。戦艦と機械人形、そしてターンX。未来の見えない政治取引は、事態を悪化させるばかり。黒歴史を繰り返す愚か者と未来を見据えるホワイトドール。ハイパービームサーベルとシャイニングフィンガー、そしてサイコミュ連動オールレンジ攻撃の超分離変形機体。どちらに利があるのか、コアファイターのロランには予測不能か。風は折り返す。
∀ガンダム(43) 敵、新たなり(2000/02/19)
闘争本能を引き起こす地球帰還作戦。それこそが恐るべきパンドラの箱。月の民が黒歴史に感化され、暴動を起こす羽目になる。映像の理解度は人それぞれだが、解釈を誤れば恐怖となる。そして民衆というのは、概ね解釈を誤るものである。暴走の果ての無惨さ、それを示すことでさらなる災厄は訪れる。ミドガルドの行為は月のシステムの安定を求めてのこと。しかしどうやら冷静なのは地球側だったようだ。許されることではなかったのだ。
だが月面のMS戦はどうなる…?戦いを楽しむギンガナムと、争いを好まぬ∀のロラン。終局はまだ先のようだ。戦艦をも凌駕する力を持つ∀ガンダムこそが、黒歴史の真実。法に従い裁きを受ける。残酷ではあるが必要不可欠の措置であるはずだ。ディアナの存在そのものが人の心を導く。生と死のある生き方。ディアナと月の民、グエンとハリー、そしてギンガナムとメリーベルは、この言葉に何を思う?陰謀の風が渦を巻く。
∀ガンダム(42) 衝撃の黒歴史(2000/02/13)
遂に姿を現したターンXともう2機。意思を持つモビルスーツは、太古の憎しみを現出するのか。パイロットの意思より、機体が持つ力こそが優先される戦いは、ガンダム世界でも異質。ゼロシステムともバイオコンピュータとも違う、MHやブレンのような存在なのか。全ては今まさに明かされようとしている“黒歴史”が握っているという。過去の怨念を背負って戦う紅い牙のような存在。一体どういうことになるのか。ディアナとキエルの真実が明かされ、戸惑うソシエ、グエン…。入れ替わりによってお互いが学んだことが、今成果となって示される。冬の宮殿、黒歴史の前で…。
ハリーの激昂は次の戦いへの布石。恐るべき強さを見せるゴールドスモーは、次に何を企むのか。全てはロランの知らないところで動き始めている。そしてF91の如くビームサーベルを使う∀。徐々に怖ろしさの片鱗を見せつつある。アグリッパをうまく利用し、遂に接触する黒歴史。ブリティッシュ作戦、ガンダムとザク、ZZの合体変形、リーオーにサテライトキャノンのX、サンドロックカスタム、古代宇宙世紀とスペースコロニーの全てが今眼前に迫る。そして∀の羽こそが、ナノマシン=全ての破壊の根元。どのような展開が待ち受けるのか、既に予測は不能。風が光の模様を紡いだ。
∀ガンダム(41) ターンX起動(2000/02/06)
目の前の敵と戦うことで活路を見出そうとするロラン。事態はかなり最悪。ミドガルドという男は意外と侮れない。テテスを撃ち殺した男だ。そしてミハエル大佐のやりようは、ロランの考え方にそぐわない。さてさてどうなることか。∀とターンXの遭遇は一体何を生むのか。今その謎の一端が垣間見えようとしている。月の少女戦士は、やはりニュータイプ少女なのか。ターンXと戦う取引。受けることで最悪の事態になってしまうのか。やってみなければわからぬのか。
闘争本能は本能であり、目覚めさせるとか、そういったものではないはず。月の民の心は、本当にどこまでも穏やかだったのだろうか。目の前も全体も見えていないアグリッパの話にまずは乗って見せ、起動するターンXとの戦闘を試みる。闘争本能の存在。それこそがこの物語の核心か。ディアナの語る“冬の宮殿”とは? 全てを滅ぼす存在∀とターンXは、パイロットの意思で未来を切り開くか。ディアナの想いは、キエルに痛いほど伝わった。そして、黒歴史は冬の宮殿で明らかに…。ギンガナムのターンX出現に、事態は最悪。ローラのヒゲはたった一機でこの局面を乗り切れるのか?風が記憶を呼んだ。
∀ガンダム(40) 戦いの決断(2000/01/29)
キエルの姿でアグリッパへの会見を求めるディアナ・ソレル。ギンガナムも曲者だが、今度はどんな人物が…? ウィルゲムの仲間も無事に合流でき、まずは一時の休息。リリ嬢の話を聞く限りでは、あんまり好人物ではなさそうな…? 月の真の支配者とは、果たして誰なのか?詰まるところそこへ行き着く問題でもある。ハリー・オードは気の迷いで行動してるのか?白ヒゲの伝説は見え隠れしつつも、40話の現在に至ってもまだ明確とはなっていない。果たしてそこにはどんな真実が隠されているのか。 エレカとクラシックカー。技術は少しずつ進歩してる模様^^。でもメンテナー家のやり口に、ディアナ姫はご立腹の様子^^;。はてさてどうなるやらこの会見…。 あくまでキエルとして接見するディアナ。アグリッパのおっさんはどうも食えない感じ、小者だなやっぱ^^;;。
高貴な会見の場に乗り込む野蛮な連中・ウィルゲム(笑)。なんか過去のガンダムにもあったようなシーンですな^^。恐れられる∀の存在。黒歴史が見え隠れするその名前に怯えるアグリッパと、怒りを覚えるギンガナム。ゴールドタイプのスモーも動き出し、そろそろ新たな展開が起こるかな?^^OPに現れる新MSに注目するハリー。これが新たな機体になるのかな?ターンXの存在も徐々に現れてきた。息詰まる睨み合いが続く中、ロランはどう動く?EDも幻想的な歌に変わり、今後の展開が益々楽しみな∀です^^。もうひとつ、風が目覚めた…。
∀ガンダム(39) 月面の海戦(2000/01/22)
月の上に作られた“海”。こんな広々として穏やかな世界が、ロラン・セアックという運河人を作った。過去を知る旧友は、そのロランの真の姿を知る人々。どんな過去が語られるか。そして未来は? ギンガナムも武人としての礼節を心得ている。話し合いはともかくとして、無益な戦闘はひとまず中断と言ったところか。アグリッパとはどんな人間か。それこそが今後の展開を左右することとなろう。ハリーの活躍も目を離せないところだ。
思いもかけぬ運河人ならではの作戦を決めたロラン達。一時の休息は、平和な街並みと変わらぬ人々の生活風景を垣間見せ、安堵させる。ホワイトドールは常に白く、格好悪くとも美しくありたい。そんな気分を害するように、モビルスーツ部隊は海戦を挑む。何時如何なる時も戦いを欲するものは度し難い。そしてグエン・サードは何を考えるのか。心強い鯨の味方で窮地を脱したロラン達は、遂に月の首都・ゲンガナムへと乗り込む。平和への道は開かれるのか。果たしてディアナの発言力は?風の行方は何処へ?
∀ガンダム(38) 小惑星爆烈(2000/01/15)
遂にOPが変わった!! 今回はアップテンポでカッコいいっすよ♪^^ヒゲが蝶の羽を広げるシーンは何を暗示してるんだろう?^^;そしてスモーっぽいのとターンX。これからが激闘編ってカンジでいいですな^^。
混乱の最中全容が見渡せない宇宙戦、どうやらディアナはウィルゲムに、キエルはギンガナム艦隊に。どうも死へと突き進んでしまうソシエのカプルは、勇壮ながらもカバーしてあげなければならない。初期の明るいイメージからはかなりかけ離れた、ガンダムの世界らしき展開になってきたことはいいことなのか、それとも歴史は繰り返してしまうということの証明として悪しきことなのか。ブレンのような明るい展開になってほしいなぁと思うところです。
カイラスギリー。ザンスカールの悪しき兵器・ビッグキャノンを発動させようと言うのか。知った名前が出てくると嬉しくはあるけど、こう来るとは思わなかったなぁ^^;。核を使った攻撃は、歴史から抹消されたアナベル・ガトーを除けば、ブライト・ノアもロンドベルのラー・カイラムで使っていた。ロラン・セアックも歴史に名を残す核攻撃を敢行する。悪魔のモビルスーツ・∀ガンダムによって。兄弟MS・ギンガナム家のターンXトップの目の前で。月は変わらずに輝き、地球を睥睨する。風が運河を渡る。
∀ガンダム(37) 戦闘神ギンガナム(2000/01/08)
己の地盤を確保するディアナと苦境へと立つキエル。戦いの今後を左右する男・ギンガナムの登場に、二人が、そしてハリーにロランも知力を尽くす。ここでもやはり語られる「ガンダム」の存在。油断のならない敵に意を決するキエル、そしてハリー。命懸けの作戦は、未来を切り開くことが出来るのか?
意外に冷静な応対の戦闘神。戦をこそ本懐とする武人の眼には、今の世はどのように映るのだろうか?宇宙世紀の未曾有の戦乱に比べれば、まだまだ戦争ごっこの気分が抜けないミリシャに、この苦境が乗り越えられるか? スペースノイドにニュータイプ、ムーンレイスはまだまだそこまではいかないのか、或いはそれが「ガンダム」に関わる民なのか。キエルの、人としての、女としての悩みが戦乱の宇宙に波紋を投げかける…。風はまた、夜明けを呼ぶ。
∀ガンダム(36) 月世界の門(99/12/26)
いよいよ動き出した大物。月世界にも諍いがあり、ディアナは間違いなく巻き込まれる。いまいち頼りないレッド隊やミリシャに、この難局を乗り切ることができるのか。物語は一気にシリアスなガンダムワールドへと向かう気配を見せつつある。戦力的にはロランの∀にハリーのスモーのみという圧倒的不利。果たして、戦局はどう移り替わるのか。秘策はやはり、ディアナが持つ? ソレル家VS武闘派、戦いはこれからだ。
宇宙での戦端を開くロランとソシエ。そして、ハリーの真意はどこに? 戦風、立つ!
∀ガンダム(35) ミリシャ宇宙決戦(99/12/17)
宇宙で歴史を記録するフラン。無重力を泳ぐハイム家のお嬢様。ここへきてムーンレイスと地球人の差が大きく出てきた。住み慣れない環境は、不安を生み、不快となり、不満になっていく。その環境に住み慣れた人を見ると疎ましく思うようになる。そこに火種が生まれ、争いの芽が育つ。悪循環だが、これが人の性なのだろうか。それを吹き飛ばすためとはいえ、酒盛りとはねぇ^^;。知らぬが仏とも言うけど、無知なる者は罪なる者、そう思うね私は…。真空の海は、全ての生命を拒絶する。それは知っておかねばならないこと。何よりも、自分の身を守るために。
グエンにキエル、ハリーもその辺はしっかり押さえている。目の前が見えなくなったミリシャの兵には、やはり一度痛い目を見てもらわないとわからないかな?百万べんの説教よりもたった一度の臨死体験。それが聞く耳持たぬ人たちへの特効薬。これでさらに結束も固まったかな?^^ 思いはみんな一緒、明日の地球を守るために、頑張っていくがよい^^。次回はさらに熱く。風が震えた。
∀ガンダム(34) ザックトレーガー(99/12/12)
初めて出る宇宙は気が抜けない。宇宙世紀では当たり前な真空の世界も、ミリシャにとっては全く未開の地。敵だ味方だという前に、宇宙を知ったものの知識はやはり頼れるもの。属する陣営ではなく、その人となりで人を判断したいものだ。それが未来を生きていくには欠かせない心だ。気合いだけでは生きていけない世界もある。それを知ることで、人の住む世界は拡大していく。たとえ目の前に敵が居たとしても、無茶をすれば双方が死にゆくことになる。気を付けねばならない。一時の感情で動いてはならない。
宇宙から眺める地球は、美しくもあり恐くもある。遠く離れてしまうことに、世界が大きくなりすぎてしまったことに。広がりの違いに、すぐに距離感を覚え、戦闘に備えることができること、それは新しい時代に必要な力。それでも変わらずに自分を知り、相手を理解し、局面を切り抜ける2人のディアナ、2人のキエルも強い。2人と、宇宙に出たばかりのウィルゲム一行に、この先何が待ち受けるのか。風は宇宙で大暴れ。
∀ガンダム(33) 飛べ!成層圏(99/12/05)
月への飛翔が着々と準備されていく。ディアナも、ゴールドタイプも、そしてウィルゲムも。マスドライバーは果たしていつの時代のものか。シュラク隊の守ったものであったりすると、時代を感じさせてくれるよなぁ。ボルジャーノンはともかく、カプルが宇宙戦闘に耐えられるとも思えぬが…。そしてハリーの叫びは、宇宙にこだまする。それぞれの想いが月へと走る。まだまだ展開は予想できない。
離陸を阻止する者、それは和平を阻止する者。白い悪魔はその力で和平への道を創る。ハリーのゴールドタイプも手伝い、希望をのせた船は飛翔する。いよいよ舞台は宇宙へ。風は月へ駆け上がる。
∀ガンダム(32) マニューピチ攻略(99/11/27)
アデスカの思い、王の思い、それぞれの思い。神話に語り継がれるままに生きようとする民。追いつめられても決して剣を取ろうとしない王の潔さ。全てはMSの、核の怖ろしさを知るか知らぬかの差か。王の深き広き心を知らぬが故に暴走する民たち。その思いがわかったとき、新しい王はどう動くのか?民はどちらについていくのか? 目の前の見えぬ、心の小さき民の選択は、いつも盲目だ。それを正しく導ける者こそが、真の王となるであろう。
王と組んだ大砲の一斉爆破。ウィルゲムの砲撃判断。ルジャーナ・ミリシャの独立部隊。そして王の英断が全てを救う。それは新しい時代への継承。宇宙へ上がる時は来た。風は宇宙へ…。
∀ガンダム(31) 神話の王(99/11/20)
ちょっと変わった潜水服だなぁと思ったら、ノーマルスーツだったのか^^;。地球のはやっぱ月面着陸時代のみたい^^;。少しずつパイロットらしくなってきたかな?ソシエも^^。そしてやっぱりウィルゲム部隊の戦端は無茶が過ぎる。グエン・サードがどこまで最前線のことを理解しているか、それがモビルスーツパイロットの生死を決めていく。それほどまでに重要なのか、この“神話”という黒歴史の真実は…。そうかと思うと、今度はもののけ姫の時代のような…^^;。さて、弓矢はMSにも効くのかな?(汗)
決死の覚悟で王との語らいを決行したロランの思い、行動。事態を瞬時に判断し、思い切った行動をとれる行動力はすごい。このまま危ない橋を渡りつつ、核を守り通すことはできるのか?これからのロランが護る、ホワイトドールの行く末にも注目していきたい。
神話の世界にも、対立は存在する。闇雲に確信を願う者。ひたすらに神話を信じ続ける者。窮地に追いつめられたロランの次なる判断・打開策は?しきたりに一途な王の決断は?王の風が吹いた。
∀ガンダム(30) 追撃!泣き虫ポゥ(99/11/06)
小者の野心家の演説は、聞いてて実に度し難い。こういう人間がいるから戦争は終わらない。どうしようもない人間が度々生まれてくることは、歴史の必然性なのか。これが歴史は繰り返すということなのだろうか。是非ともこのような時代には、ガトー少佐の様な武人を登場させてみたいものだ。ポゥが泣きたくなるのも、わかる気はしますね。端から見てるのではなく、あんな男の部下になったのでは、生きる希望もなくなるというものです。いつの世も望まれるのは、良き上司・良き先達ですな。
地球の地で力を付けたディアナ。まさにその存在こそが希望となり、脅威となる。守り通せるか、捕らえられるか、それが未来を決める。ロランとソシエのコンビネーションも手伝って、キエルは地球に、ディアナは月に、それぞれの役割を果たすべく動き出した。小者の遠吠えが消え去る前に、いよいよ大物の登場となるか。風は上がった。
∀ガンダム(29) 胸に抱えて(99/10/31)
核の威力を知ったとき、人は二つの考えを持つ。これを使ってはいけない。これを使えば戦争に勝てる。どちらも人の抱える思いではあるが、より強き思いを抱いた者が人の行く末を決める。ディアナとキエル、そしてソシエ。それぞれにそれぞれの思いを胸に抱いて、核の廃滅を願う。ロランはその願いを叶えられるだろうか? 格好良く変わったアイキャッチにその名の通り目を奪われつつ、後半も見届けねばなるまい^^。
戦力も拡大し、その様相も徐々に軍隊として変わってきてしまったウィルゲムの部隊。戦闘訓練も本格的に、しかも実戦での訓練ともなれば、核を胸に抱えて戦うロランには辛いところ。元々水陸両用のカプルも手伝って、海中での戦闘もクリアーして、スキルアップも進んだか。レッド隊にもレッド隊の正義があり、簡単には否定できないもの。戦争はまさに正義と正義のぶつかり合い。片方の正義は他方の悪と写る。この物語も難しくなってきたな。それでも両者の意見をわかることの出来る者となりたい。そう想う。そして次回も、様々な思いがぶつかることだろう。南の海に風が跳ねる。
∀ガンダム(28) ソレイユのふたり(99/10/31)
反乱する小者と毅然としたお嬢様。キエルの威厳の前には、今やソレイユに逆らえる者無し。グエン・サードも着々と足場を固めてきている。分裂した月の民には先を、そして核の怖ろしさを見据える力はない。自然と対話し、蛭に怖がらぬ強さを持ったロランには、既に対処法が見つかった様子^^。ヒゲが宇宙で真価を発揮する日も近いのかな?^^ しかしほんとにどちらがディアナかわからなくなったぞ…。どういうことか…?
新型の発掘バウンド・ドックを従えて登場したスモーは、やはりディアナの有り姿を前に畏怖する。長き時を経て復活したメガ粒子砲も、戦争に拍車を掛ける。ロランとハリーの共闘は、どうしても重要となってくる。これ以上戦端を広げないためにも、地球の民の暴走を防ぐためにも。風は小さな竜巻となる。
∀ガンダム(27) 託されたもの(99/10/22)
黒歴史。暗黒の存在とは“核”そのもののことか?人類の生み出した最悪の兵器・アトミックバズーカ。そして核戦争をも引き起こした過去の事実が黒歴史であり、∀ガンダムの生みの親?本当に戦況を激変させる、この大いなる災厄を生む存在。最初は明るく前向きに進んできたこの物語も、やはりガンダム・サーガの語り続けた戦争と政治・命の大切さといった重きテーマへと移行していくのだろうか?悲劇はまたも繰り返されるのか。ロランは刻の涙を見ることになるのだろうか。核を前にすれば、敵も味方もない。それがわかる人間とわからない人たち。その差が戦争を拡大させ、また収束に向かわせる。そろそろターニングポイント。じっくりと見るべき。
いたずらに戦争を望む者、大局をみることの出来ない者。この無能なる者共が人類の原罪に触れ、今また黒歴史を再現しようというのか?ロランに託されたものは、今は誰にも渡すことは出来ない。少なくとも戦争を拡大させようとする者たちには、決して。そして地球の、これからの未来の運命は、二人のディアナに委ねられた。歴史は繰り返させない。風が二つに分かれた。
∀ガンダム(26) 夜中の夜明け(99/10/16)
何でもやってみないとわからないことがある。ハリーも作物の刈り入れを初めてやって、何か想う処が見つかったでしょうか? どうやらキエルのディアナにはわかったことがあるようですね。大尉と中尉、二つの階級を持つ(?)ハリーのゴールドタイプに乗り、本物のディアナは月へと旅立つ。新たなる発掘MAとともに…。ディアナの思い描いた未来は、果たしてやってくるでしょうか? キエルは大役を果たした。それは人類の運命をも変えるほどに。その想いに、働きに報いるためにも、きっと明るい未来を築くことでしょう。
最前線に出ずに、艦長として指揮するソシエ。私もこの方が合ってると思いますね^^。ビーチャみたいで^^。一年戦争時代では脅威となったモビルスーツのエンジン爆発。ボルジャーノンもザクと呼ばれ、核爆発を起こせば周囲の敵も味方も巻き込む。地球に核の冬を現出させてはならない。既に南極条約も忘れ果てられた時代であっても、ロランは頑なにそれを守る。人類を、全ての生命を守るために。夜中の夜明け。それは核の、死の光。歴史はまた、繰り返すのか?黒い風は時代を戻す。
∀ガンダム(25) 悟りの戦い(99/10/08)
コレンとの奇妙な旅も、きっとディアナの今後に大きく関わってくることだろう。たとえ今はわけわかんなくてもね^^;。敵はムーンレイスの技術力。命令や気合いで何とかなれば、誰も苦労はしないですね。戦闘の合間、インターミッションは、双方に疲れと、そして戦闘継続の大変さを僅かばかり感じさせてくれる。コレンと子供達の無邪気な笑顔が、何がホントに幸せなのか、ということを物語ってるような気がする。気がするだけで気のせいかも知れないけど…特にコレンは(笑)。彼奴はハリー中尉にとっても苦手っぽい存在なようです^^;。そしてやはり、キースの目が一番庶民の平和を見据えてるようですね。
テテスが語ったガンダム、コレンが執拗に追いかけ叩きつぶそうとするガンダム。ガンダムの存在をよく知ってる人たちに、ガンダムを良く言うものはいない。黒歴史には、ガンダムという存在にはどんな秘密があるのか、それはディアナが月に行くことで明らかとなるのか。遠い過去・宇宙世紀には、反骨精神の象徴として、肥大化し腐敗した組織へ反旗を翻す者たちの拠り所・希望の存在として写った白いモビルスーツ。コレンの言う白い悪魔とは、かつてガンダムが行ってきた所業の何かなのか。そろそろ徐々に語られてくるのでしょうか?期待したいですね。
∀ガンダム(24) ウィルゲム離陸(99/09/25)
グエンの思惑も働いて、ウィルゲムが動く、ディアナが動く、ギャバンも我が道を動いている。コレンを従えたディアナの見た光景は、今の状況を如実に物語るもの。言論の統制まで為されたこの星の明日は、どの方向へと進もうというのか?パン屋の正義と、新聞記者の嘆きと、人殺しのマシンを動かす辛さ…。そこには戦争の真実の姿が映し出される。思い悩むロランはどんな答えを導き出すか?
離陸する運命の宇宙船と、阻むモビルスーツ隊。ライフルの弾道をも追尾して見せたガンダムの力は、戦場を俯瞰し、みんなを守る。回転する最強のビームサーベルで、自分の意志で。そして飛翔して見せた遺跡のウィルゲムは、これからの未来を方向付けた。それは必ずしも、ロランが見つめる未来と同じとは限らない。戦いは思わぬ方向へ…?ヒートホークが秋風を斬る。
∀ガンダム(23) ローラの遠吠え(99/09/17)
レッド大隊は変わり者。戦争が続けば民心は荒れ果て、略奪も起こる。それは双方が憂える処だが、どうも妙な展開になっていきそう^^;。ギャバン隊長とソシエの関係も気になるトコ。ボルジャーノン隊も格好いいし、ディアナもしっかりと理解してる様子だし、結構いい話になるかも?^^ グエンとミランの思惑も働いて、事態は政争へと移りそうですね。
私利私欲に走り、略奪を行う奴らは、やはり許せない。しかも困ってる人の集まったところから。ミノフスキークラフトで風に舞う∀ガンダムは、闇夜に隠れたニセモノを倒すことができるでしょうか?^^ ヒゲ付けりゃいいってもんでもないと思うんですがね、どうなんでしょ?^^;
やり方は幼稚でも、誇りだけは失ってないレッド隊。地球に生きながら、地球を恨むその心に、ロランの、そしてディアナの思いは通じない。風に舞うロランとディアナは、決心も固く、次の行動を決定していく。過去の罪を悔いるよりも、未来をより良き方向へと導くために。風は大地から離れた。
∀ガンダム(22) テテスの遺言(99/09/11)
親衛隊長を心強い味方としたキエルは、以前にも増して冴え渡る檄を飛ばす。キースとの再会も嬉しいことながら、テテスの暗躍も気になるところ。ソシエもフラン・ドールも、それぞれに悩みがあるようです。それぞれに人生の悩みどこは違うものですね。キースの商魂もたくましいものだ^^。そして庶民であるキースの視点はいつも的を射ている。ディアナも目を開かれたことでしょう。おもちゃを使いたがる男と、今後どう渡り合い、導くかについて。
テテスが物語る“∀”の真実。黒歴史を生んだ張本人のガンダム、月の民にとってのガンダムとはどのような存在なのか、それが朧気にわかってくる事実、歴史。テテスの行動は、それ自体がムーンレイスの心の叫びなのか。キースの機転でガンダムは取り戻せたけど、テテスの遺言はロランの心に刻まれた。復活のコレンもいつも気になることを言う。これからの展開の方向性を示す、見逃せない回でした。風が伝える物語も中盤へさしかかり、新たなる展開が待ち受ける。
∀ガンダム(21) ハリーの災難(99/09/04)
何やら不穏な雰囲気のソレイユ方面は、かなり不満が募っている模様。庶民ならずとも、技術者であっても人は人。より良き時代に、戦争のない時代にあってほしいと思うは同じこと。キエルの意思を受けて、ディアナとキエルの間を行き来するハリーは事態をどう改善させてくれるか、楽しみなところです。平和な時代にみんなで美味しいマロングラッセを♪(^^)
常に素顔を見せないハリー中尉、今回は赤いメガネを外してくれたけど、サングラスから見え隠れする眼光は鋭く、やはりかっこいいですな^^。それにしても発掘を手伝う羽目になるとは^^;、やはり災難ですな(笑)。今回はホワイトドールのビームライフルも見つかったし、戦いは今後どう展開されるかな? スモーと白ヒゲの関係も気になるところです。
敵陣の真っ直中とはいえ、冷静な応対が出来るところはさすがハリーにロラン。騎士道精神に通ずるところのあるこの二人は、やはり先を見る目がある。目の前しか見えないモビルスーツ乗りの突貫は、事態を冷静に見据えるハリーのスモーと、Iフィールドを発するシールドとビームライフルでフル装備となったロランのガンダムが押さえ込んだ。こんなやり取りが続く中で、徐々に平和への糸口を掴んでいってほしい。風もきっとそれを願ってる。
∀ガンダム(20) ディアナ奮戦(99/08/27)
ソシエの憤りは、人の思いとして当然のこと。ディアナの思いは正論ではあるのだが、庶民たる妹にはなかなかに受け入れられない。それが歯がゆくもあり、悲しくもある。キエルもソレイユの中で奮戦している。皆それぞれに苦労が絶えない。ロラン艦長はその狭間でどう考え、ギャロップを動かしていくのかな? 戦艦としないことこそ、ディアナの望み。グエンの戦略とどう折り合いをつけていくかが難しいところですね。
闘争心は反抗と反乱を生む。いつの時代にも繰り返されてきたことだ。月も地球も変わらずに、戦いの起こらぬ時代は無いとでもいうかのように。だからこそ被災者や戦傷者は増え続けていく。野戦病院で働く月の女王は、まさに身をもって戦争の悲惨さを体験したことだろう。
血と汗は生きているからこそ流れる、生の証。その思いは理解できても、やっぱりロランは、ディアナに任せっぱなしには出来ない^^;。洗濯は素敵な夢を見せてくれた^^。ここでも戦い以外の使い方を見せてくれたホワイトドール。これからも思わぬ活躍に期待したいですね^^。
∀ガンダム(19) アニス・パワー(99/08/21)
相も変わらず奮戦を続ける(?)ザク部隊も、新たな武器・ソニックウェーブには全く歯が立たず…。新たな戦闘局面に備えるギャロップ隊も、ゲモン的なノリのアニス婆さんには辟易気味^^;。古き良き時代、そして文化を守っていくことも、人には大切なことなんですけどね。それを最後まで教え説いてるのが、この婆さん。人が生きていくために忘れてはならない、大地の恵みの代弁者です^^。しかし、カプルの新兵器って^^;。なんとかならんものですかな^^;。戦闘は、民衆を巻き込んで、迷惑を掛けてはいけないのです。
ソレルの名を語り継ぐハーブは、アニスのご先祖様が守ってきた。その守ってきた土地を土足で踏みにじるような輩は、やはり許せない。それはムーンレイスもミリシャも関係ない。その思いは、直接月の女王へと伝わった。孫からの手紙は、キースたちの無事をも伝えてくれた^^。
そんな幸せとは裏腹に、容赦なく戦闘を仕掛ける新たな敵・レッド隊。畑は潰さずに戦うとは言うが、小さな思い出は間違いなく叩きつぶしていく。けれど、ロランの活躍と叫びはアニスの思いを代弁してくれた。おかげでメシエも大事に至らなくて済んだし、キースと婆さんの孫のパン屋“ドンキー”もきっと繁盛することでしょう^^。
∀ガンダム(18) ソシエの戦争(99/08/13)
発掘者の名を受け継いだ戦艦“ウィル・ゲイム”。その使われ方が、今後の両陣営の行く末を決める。ムーンレイスの技術者が見聞し、ムーンレイスの女王が洗濯をし、ムーンレイスの希望が艦長を務める。これで双方の生き方を決める。ディアナのキエルが、その意を決して行く末を見据え、道を示したように…。そして新たに命名されたこの“ギャロップ”は、ロランと、そしてガンダムと共に歴史を造る…。
ロランの思いも届かず、ソシエは戦場の“戦士”となっていく…。その頑なさは、戦局の全体を視ることが出来ず、暴走してしまう。目の前の敵に夢中になっていると、次の敵にやられる。これが戦場の掟。ソシエは果たして戦場を生き抜く戦士となれるのか…? ロランのフォローで頑張れるけど、死に急ぐことの無いように、生き抜く理由を自分の中に見つけてほしい。そうでなければ、自分が死ななくても、その暴走で周りの人間が死んでいく…。生き残れば、また一歩次へと成長できるはず。頑張ってほしい。そう願う。
∀ガンダム(17) キエルとディアナ(99/08/07)
キエルとして居着いてしまったディアナも、自分の変わりとなって危険を冒すキエルが気になる。お互いの内情を知った二人も、遂に元に戻るときが来た。ロランのショックは大きいけど、きっとソシエだったら驚かないんだろうなぁ^^。キエルとディアナ、ロランとローラ、それぞれの想いを胸に、今日という日を迎えた。グエンの思惑も、テテスの陰謀も、様々に織り交ぜながら。
潜入、反乱、特攻に乱戦。テテスの思いも強さもものともせず、ディアナ以上のディアナとなったキエルの宣言。テロによって革命は起きない。キエルのこの想いが、次の時代を築く。風が、ディアナとキエルをして、次の世へと導かせる…。
∀ガンダム(16) 建国のダストブロー(99/07/30)
新たな勢力、ルジャーナ・ミリシャ。それは戦いを呼び込むものなのだろうか? “ムーンレイス狩り”という響きは、あまり穏やかではない…。グエンへの手紙は、キエルの真意か?自分名義の衝撃的な手紙に驚くディアナ…。徐々に戻れぬ位置にまで行こうとしている二人…。どちらかと言えば、ディアナよりもキエルがとりつかれたよう…。今後の展開が危ぶまれる言動ばかりだ…。
レトロのザク部隊“ボルジャーノン”。どうも歴史の流れと逆行しがちなこの方々、一体何をどうしたいんでしょうねぇ^^;。しかし、こういう民衆がいるからこそ、歴史は作られていく。先を見続けるロランたち若きムーンレイスと、過去の栄光を誇る熱き男たちボルジャーノン部隊。これで歴史は色合いを見せる^^。辛すぎも無く、熱く強き心を持った男たちが、世の中と、皆の心を温かくしていく^^。
テテスの役割は、キエルを窮地に追い込む…。それゆえコレンの部下の攻撃は執拗…。しかし!やはりハリーのスモーはこの時代最強^^。この親衛隊がいる限り、キエルは安全であり、また逆に皆の意志は届かない…。風が、ディアナの意志をキエルに伝えるのはいつのことか…?
∀ガンダム ∀のすべて(99/07/24)
夏休み特集の総集編、というより資料編ですね^^。今までの謎を解き明かす、設定資料がいっぱいです♪はっきり言ってテレビしかみてないので、キャラのフルネームも初めて知ったのが多いかも?(^−^; ハリーってオードっていうのか…。
ガンダムのシステム面も詳細に初公開!ファーストガンダムの話も混ぜつつ、ザクの話をしてくれるとこもいい^^。やはり黒歴史って宇宙世紀のことなのかなぁ?^^
モビルスーツ以上に展開が気になる、ディアナとキエルの交替劇。その運命はやはり重く、今後の展開に大きく絡んでくるようだ。もう後戻りできぬほどになってしまった二人。元通りにはなるのかな?^^;
そしてウィル・ゲイムとテテス・ハレ。月と地球を結ぶ接点とロマンスは、次の展開を悲しく翻弄し続ける…。キエルのディアナの、今後の行動が気になるところです。
インターミッションを過ぎて、いよいよガンダム激闘編へ! そのとき風は、怒りを孕む…。
∀ガンダム(15) 思い出は消えて(99/07/17)
ガンダムをソシエに預けるほど、ロランは船に夢中。かなり大型だし、モビルスーツも搭載してないのかな?^^ ウィルの言葉に様々な思いを巡らすディアナのキエル。ひょっとしてこの二人、このまま入れ替わる運命なのだろうか…? だんだん元に戻るタイミングを逸してるような気がするし…。それは後々にも物語に大きな影響を与えていくだろう…。それが悲劇的な確執を生んでいくことに繋がらなければ良いが…。
でもきっとそんな暗い雰囲気は、ソシエが払拭してくれるでしょう(笑)。まるでカプルとおんなじ扱いやし、∀…^^;。しっかし、なんで富野さんは最初に活躍する量産モビルスーツに“カプル”を選んだのだろう?^^ 走る姿は真剣なのかも知れないけど、愛嬌が有りすぎる^^。でも戦争はやっぱり悲しく辛い…。ザクの0距離射撃マシンガン&バズーカや、ガンダムの手投げ弾(?)。見た目はともかくとして、人の命を奪ったことには変わりない…。この残酷さこそが、次のディアナの行動を決めることだろう。
∀ガンダム(14) 別離、再び(99/07/09)
穴掘る道具としては逸品のガンダム。ガンダムをこんな風に使うのも、ダブルゼータ以来の面白さではありますね^^。そして発掘した船は、何やらいわくありげ…。キエルのディアナは、その存在に一人悩む。過去を振り返っても仕方ないけど、前向きに頑張ってほしいな。
ミリシャには、何やら時代遅れの“ザク”チームが参集。格好いいやら悪いやらのヤザンみたいな輩はどこにでも出てくるなぁ(笑)。一年戦争の名機とはいえ、一体どこまで役に立つやら^^;。そしてディアナのキエルに迫る建国の決断。テテスの不審な挙動も気になるところだ。さあ、風はどう動く?
ガンキャノンとともに発掘された船は、テテスの思惑に乗ってディアナ・カウンタへ。旧ザクをリーダーとするザクチームとソシエのカプル、旧世代のガンダムを知る人にとってはかなり笑える展開となってますが^^;、ハリー中尉のスモーの能力は、やはり高い。ガンダムを遙かに凌駕するその強さは、このままの戦力では立ち向かえるはずもない。早くもっと強いのを発掘しないとぉ^^;。
名乗りを挙げないディアナには見向きもせずに去っていったウィル。ウィルを介してハリーと接触したテテスの次なる行動は? 両陣営に波乱の風が吹く。
∀ガンダム(13) 年上のひと(99/07/02)
その深き想いから、それぞれを演じきるディアナとキエル。戦乱の世を起こさぬために、二人のその想いは通ずるだろうか?
新たに武器(の様なもの?)を手に入れたガンダムは、これを戦いのためにのみ使わぬ。シド爺さんも言うとおり、力は平和のためにこそ役立てればいい。強き心を持つものだけが、それを実現できる。ロランにはそれができるかな?できるといいな^^。
キエルのディアナが出逢った人は、女王が取り乱すほどの人…? 先祖の想い人・ディアナに会うために旧世紀の戦艦を掘り出し、月に行こうという人物。様々な角度から明らかになってくる月の民の真実。月にとって、地球は黄金の国・ジパングだったというのだろうか?次々と現れる地球育ちのムーンレイスたちは、何を物語るのだろう?
ガンダムの強さは、日々強くなっていく。まるでニュータイプの成長過程のように。鋭い切れ味のビームサーベルと、存在が確認された“Iフィールド”。これからの戦闘も楽しみだ^^。
永き眠りから目覚め、悲しみを味わうこととなってしまった若いままのディアナ。戦いと、そしてムーンレイスの歴史に流れた、小さな涙の物語だった…。
次回、遂に一年戦争の名機、“あのモビルスーツ”が登場! 期待しよう♪(^^)
∀ガンダム(12) 地下回廊(99/06/26)
ディアナも普通のお嬢様として生き生きとしてますね^^。ロランのどぎまぎも楽しくて良い^^。しっかしいつまでこの状況、続くんでしょうねぇ^^;。ネリー・キムに似た新キャラ、ボルジャーノ嬢の登場も今後気になるところとなるでしょう。
いつまでもしつこいコレンと2人の部下どももシドじいさんの仕事場に入ってきて、いったい何をしでかすやら^^;。気が気でないディアナもハラハラしっぱなしだし…。遠距離武器が無い今、白兵戦に拘るコレンとの勝敗は、ユニットとパイロットの性能差が決める。毅然とした女王の真の姿と、土壇場で発動したミノフスキークラフトのおかげでなんとかかわせた今回の戦闘、これくらいでコレンがくたばったとは思えないけど^^、これからもやっかいな相手になりそうだ…^^;。
でもコレンやディアナが言ったガンダムの伝説は、物語にどう関わってくるか?新しい風が吹く…^^。
∀ガンダム(11) ノックス崩壊(99/06/19)
キエルのディアナは、地球の風景を見、風を受けて平和を願う。月の民ムーンレイス全てが、いつの日かこの景色を見ることが出来るように。この空と雲と風を。
シド爺さんの発掘場では、ムーンレイスへの偏見や理解が垣間見える。最初から理解は得られなくても、発掘される武器の数と共に、理解する心は深まっていくだろう。グエンやミランの策謀も進むが、やはりディアナのキエルとハリー、それにロランとキエルのディアナが和解の道を作っていくことだろう。
ミリシャの一部と、“戦闘屋”のコレンは、すぐに諍いを起こしたがる。しかし今回の大編隊とフラットという、かつて無い大兵力はソレイユを襲い、もはやディアナの声も届かないくらいに月の民を挑発した。避けられぬ状態となった戦闘は、どんな言葉も想いも届かない。やはり力と、そして“ガンダム”という象徴が全てを握る。勝つも負けるも、戦争も平和も。護りの要たるシールドを手に入れたローラのホワイトドールは、未来を護ることができるだろうか?
∀ガンダム(10) 墓参り(99/06/12)
首がぐるりと一回転するガンダムって、やっぱ変なのかな?^^;声紋認識で動くってのもすごいやね〜。今までのバイオセンサーやバイオコンピュータのさらに進化したシステムなのかな?
不思議な二人の出逢いは、恐らく偶然のものではないでしょう。女王陛下の悪戯心は、今までの生活からの開放感がさせるのでしょうね^^。周りも誰も気付かない、声まで同じときてはロランやソシエでも気付かない^^;。そしてキエルとして聞いたソシエの語る真実を、ディアナは重く受け止める。ディアナのキエルも、ミランの想いを感じ取ることが出来たかな?
お互いがお互いの立場になって、そして本当に身になって分かり合える。ディアナとキエルのこの体験は、明日の両陣営の姿勢を決めることになる。そうすれば、地球の民とムーンレイスの間にも、お互いの理解の架け橋になるでしょう。でも、そうはならないのが戦争というものなのか…?
∀ガンダム(9) コレン、ガンダムと叫ぶ(99/06/05)
ヒゲのホワイトドールは、自分が思った通りに生き、敵と認めた者とは、自分が愛する仲間を守るために全力で戦い、平和を守り抜く…。その姿が、若きジャングルの王者・白き鬣を持つレオと似た存在だなぁと感じたのは、やはり私だけだろうか…?
キャラ的にはゲモンみたいな、妙なのが出てきましたね〜(爆)。一途なソシエは、考え方を変えようとしないし、ハリー中尉はロランを疑いだしたけど、まだまだ気付いてない様子。どうなるんだ?今後の展開^^。そして恐竜みたいなコレンのモビルスーツは、その強さを誇示しつつ、“ガンダム”と呼ばれる最強のモビルスーツを探し続けてる…。
強き想いを利用して、ソシエを戦地に送り込むような考え方を度し難いと感じ、ビームサーベルのような強い武器を持つガンダムを、使ってはいけない兵器だと認識する。このロランの考え方が今後どのような展開を生むかが物語のポイントになっていくだろう。
∀ガンダム(8) ローラの牛(99/05/29)
憎しみにとらわれたら解決の糸口が見つからなくなる…。キエルが言うように、戦争を避けるんなら憎しみを持つことは極力無くさないとね〜。ソシエはどんどん好戦的になっていくなぁ。かつての物語のように、刻の涙を見るようなことに繋がらなければ良いのですが…。それでも、軍の末端ではディアナの想いも通じないやつらも多い。お互いに憎しみを育てていっては、小さな事からでも、やっぱり戦争は起こる。それが回避できないとき、やはりモビルスーツの力に頼らざるを得ないのか…? 同郷寧親♪ キースたちは常に前向き^^。きっと平和を願う心も育っていくことでしょう^^。
ムーンレイスにも「故郷」というものの大切さをわかってくれる人がいる。お互いが大切なものを奪い合ったらそれは悲劇へと繋がる。それをわかってくれるひとが一人でも多くなってくれば、ディアナやハリーの想いが伝われば、今回のように諍いを回避できることでしょう。牛を飼って小さな幸せを育むことと、敵側の人間全ての死を望むこと、ロランの叫びは、今は誰も理解されない。この告白が、ロランを孤独な戦いに追い込むのか…?全ては、人々の心の在り方が決めていく…。
∀ガンダム(7) 貴婦人修行(99/05/22)
ソシエはくだらないっていうけど、やっぱり核心はローラの言うとおり相手のトップと会って話をすることにある。お互いの理解を深めるにはそれが一番いい。相手が何を考えてるかわからずに、しかも話も聞かずに勝手に相手の思考を想像で判断し、決断を下したのではお互いの不理解は深まるばかり。その辺りはディアナ女王様もわかっているようですね。ローラにとってはかなり大変なことになりましたが^^;、それでもわからないままで戦争を始め、不理解を助長するより遙かにいいですよね。キースがいうように、口の利き方に気を付けて相手に接すれば、思わぬ処から解り合えるものです。言葉って大事ですよね。でもほんと、口の利き方って難しいですよね。
今回のガンダム、今まで謳われてきた戦争を繰り返すのが人間の歴史であり、人は何時の世も同じ過ちを繰り返す…そしてその戦争の道具として人の意思を具現する力を持った者として“モビルスーツ”そして“ガンダム”という白いモビルスーツが存在していたのがいわゆるガンダムサーガの根底だと思うのだが、それをこの∀では話し合いによって解決する道もあるという、新しい選択・可能性へと導こうとするのかも知れない。そこにどのような形でモビルスーツが役割を果たすか、その辺りが物語の核心となるでしょう。
舞踏会を通じて、敵との接触・話し合いを果たせたローラは、どうやら女王との邂逅で解り合えた。しかし心無い一部の兵士により壊された会談の機会延期は、やはり地球と月の関係を遠ざける…戦いを願う一握りの策士たちの手によって…。物語はどう動くか?
∀ガンダム(6) 忘れられた過去(99/05/15)
人の世のことは変わらない、昔から。ひたすら歴代ガンダムで繰り返されたこの言葉も今またディアナの口から…。やはりガンダムの息吹は息づいている。ローラの人形をはじめとして、かなりの数のモビルスーツも登場。親衛隊長ハリー機もいい味だしてます^^。しっかし怖いもの知らずのカプルチームはどうなることやら^^;。
天性の素養を持つロラン、一般人としての才能よりも戦時下で活躍できる素質。偵察するときの眼が口が頭の回転が違う^^。地球と月の話し合いはなかなかうまく進まないようだけど、みんな闘いへ向けて準備は着々。ローラのヒゲも少しずつ進化していく。地球を想う心と共に。
∀ガンダム(5) ディアナ降臨(99/05/08)
オープニングムービーには、小さな破片に写った過去のガンダムの映像が入ってるんですねぇ^^。これはなかなか気付かないとこで面白かったりします^^。コマ送りで確認しましょう♪^^
結構ウッソ並みの無茶を、平気でやっちゃうとこがいいですね〜ロランは^^。無茶は承知で…しかしよくやる! そんなものがモビルスーツを倒せるものかっ!ってね^^;。ヒゲの武器は…果たして使いものになるのかな?使えれば最強だろうけど^^。
口も達者、人質奪還戦も見事!よくもこれだけ動かせるものだ^^。そして謎の発掘モビルスーツ・カプル(?)。うーん、やっぱりそっくりだ^^;。いずれ旧世紀のモビルスーツも少しずつ出てくるのかなぁ?期待しちゃうぞ^^。
月の女神、ディアナ・ソレル降臨。地球の運命はどう動くか?次週に期待!
∀ガンダム(4) ふるさとの軍人(99/05/01)
マニュアルは読んだのかも知れないけど、ロランのパイロット特性はすごいものですね。敵の小さなモビルスーツ(?)は実に攻撃法が単純で、兵器としてはしっかりと考えられている。でかいのは話にもなんないけど^^;。やたらでかいだけだねぇ^^;。装甲はかなり厚いみたいだけど。汎用型の∀だけど、基本性能が段違いなので赤子をひねるような戦いになってしまう。このままでは来たるべき新型モビルスーツには対応できないでしょうなぁ。いったいどうなるのでしょう…?新たに出てきたでっかい赤メガネの兄ちゃんが気になるところです^^。
兵器の性能に頼らず、飛行機でなんとかしようとする地球人たち。ムーンレイスとして敵の出方を知ろうとするロラン。自分を偽り、潜入して様子を探るロランはかなりの策士? まだ仲間を持たないが、一人で着実な活躍を見せる出来過ぎた少年・ロランはどう動くか? まだまだ序盤・始まったばかり。面白くなってきそうです^^。
∀ガンダム(3) 祭の後(99/04/23)
大きな筒から火が出たっ!( ̄□ ̄; すごい表現だなぁ、ほんとに世界観違いますね(笑)。ガンダムは刻をこえて遡り、大昔へと行ってしまったようですねぇ^^;。飛空挺や複葉機は、ハイメガ粒子砲並みのビームの前には当然ながら太刀打ちできない。でもだからこそ、この人智を超えた天災のような状況を、人はどう潜り抜けていくか、その辺りのことを今回はこの作品で語って行きたいんじゃないかなぁ?と朧気ながらわかってきたような気がします。ホワイトドールは神たる存在なんですよね〜きっと^^。それをロランがどう使い、何かに導かれて行く…。今までとは全く異なる次元に現れたガンダムを巡って、そんな世界観で物語は紡がれていくようです^^。
いきなり身近な人の死に直面させる…、これは富野さんの十八番ですが^^;、こうして少しずつ現実を直視しながら戦いに巻き込まれ、そして必然性からガンダムを使いこなして行く…。やはりガンダム・サーガの魂が息づいていますね。一度息を入れれば後は知らぬ間に操作方法がわかってしまうニュータイプ的なパイロット特性。ロランのこれからの活躍が楽しみです^^。
∀ガンダム(2) 成人式(99/04/16)
オープニングは取りあえずかっこいいっ!っと思ったのは私だけでしょうか?^^;顔観なきゃ格好いいと思うんだけどね^^;。
プロペラ型の複葉機が飛んでる世界。時代は未来というより100年前くらいなのかな?^^;ほんと世界名作劇場のような展開が続きます^^。「地球の連中」なんていう言葉が出てくるとこが唯一の違うとこかな? でもやっぱ宇宙戦争っていう感覚とはほど遠いよなぁ…。大昔の邪馬台国時代のような成人の儀式は、さらに世界観を掴み辛くしている。
ムーンレイス。月の民は晩餐会・成人式の儀式など構いもせずに、攻め立ててくる。ここに戦争は勃発し、遺跡の神像・ホワイトドールより“白ヒゲ”が今飛び立つ。いよいよ面白くなってきた^^。モビルスーツを知る少年・ロランは何を求め、何を願い、白ヒゲをどう扱い、また何処へ誘われていくのか…? 次回に期待っ!
∀ガンダム(1) 月に吠える(99/04/09)
なんの前触れもなくいきなり始まったなぁ。モビルスーツのかけらも見えないような世界観、そんな風景と人物たちの登場から物語は始まった。溺れた少年と助けた少女、この作品の主要人物らしい。戦争と政治、そして平和を常に問い続けたガンダムの世界観というよりも、どこかそう宮崎アニメのような風景。でもやっぱりしゃべり出すと主人公は富野キャラだとわかりますね(^^)。どうしても口調というのは似てきますね。それは敢えてそうしてるのかな〜?
当然のビデオチェックなんですけど、ひとつとしてCMをとばしたくない(笑)。さすがサンライズと言うべきか^^。アイキャッチ、顔が丸いのはやっぱ地球を模しているのかな〜??
御曹司もガンダムには既に付き物になってますなぁ^^。格好良さ加減は中程度、クロノクルクラスかな?(笑) 気になる声はカナン・ギモスと、やっぱりわかってしまう比瑪^^;。ロランの友人たちの方が、かっこよくていいですね〜^^。声も顔も(^^)。
月に向かって叫ぶロラン。その真意は?次回にも期待っ!
(結局モビルスーツは出なかった…^^;(頭だけ??))
∀ガンダム直前スペシャル 新ガンダムのすべて(99/04/02)
富野作品、堂々の地上波TVアニメに復活っ! 衛星放送・WOWOWでのブレンパワードの成功を受けての期待の新作です。今回の直前スペシャルは、U.C.0079からの歴史を振り返って、ガンダムサーガ全体の紹介です(^^)。ガンダム20年、懐かしい限りですね〜^^。OVAを長く紹介するのは、あんまりメジャーではないからかな?^^;何故劇場版は2秒紹介なんだ?^^;Zも短かったぞ〜〜
大河原さん、富野監督、キャラデザ安田さん、そしてシド・ミード(^^;、それぞれが語る∀。意気込みや良しっ!って感じかな^^。うーん、今回はニュータイプ論とかはあまり出てこないらしい。そういったことを総て超越した先に見えたもの、それが∀? まずは楽しみに観てみましょうか、その新生ガンダムというものを^^。最強のニュータイプの名をHNとした歴史の立会人としては見ずにいられないですな(^ー^)。
声優陣はお初の人たちとブレンから数名、主題歌は西城秀樹に谷村新司!?( ̄□ ̄; 何やらすごいメンツだなぁ^^;。歌的にはウイング時代の方が良かったかも?^^;っま、次週より楽しみに見て参りましょう♪(^^)