映画「自殺サークル」(2002/04/05)
何度かタワーレコードに通ってはみたものの、サントラにはお目にかかれず終い。今日急に思い立って、劇場まで足を運んで見ました。もちろん、事前に劇場は下見してたし、会社帰りなので時間を気にしながら行きましたが、それでも着いたのが20:55。21:15スタートのレイトショーだったのですが、根強いファンは多いらしく、整理券はわりと後半の48番でした。立ち見もいたし、注目してる人は多いのですね。
この映画、パンフレットというものがなく、サントラと関連書籍のみの販売でした。目的でもあったサントラ(ポスター付き)はすぐに購入、とりあえずはこれでのみスタッフやキャストがわかる状態でした。歌は見慣れたタイトルが2曲と、デザートって誰だろ?とか思いながら待つこと5分、21:00には開場、なんとか真ん中辺の席を確保、スタートを待ちました。
いくつかの予告編のあと、本編の上映。会場は静まりかえってました。パンフが無いのがうなずけるような脚本、なかなか感想も思い浮かびません。デザートが思いのほか可愛かったのと、裏返すように怖かったのと、たくさんの自殺シーンと、家族の団らんと、追い求める警察と、そしてそしてそして・・・。
「あなたとあなたの関係は?」 様々な事件を通して、命の大切さ、そしてなにより他人を思いやる心、自分がたくさんの人たちのおかげで生かされている、ということを改めて認識しなくてはならない。
「あとは勝手に生きろ」 その言葉に立ち向かうように、死を見つめることなく引き込まれることもなく、人生は一度きり、書き換えのできないライトワンス。何度も聴いたこの歌も、この映画のエンディングとして聴くと、また違った意味で深く深く聞こえますね。ようやく手に入ったサントラでまた繰り返し聴いてかみしめたいですね。