新しいスペースオペラの形を見せてくれる「星界の紋章」の感想をまとめました。
星界の紋章(3)(99/02/03)
3巻は艦隊戦があり、スペースオペラ!って感じがして良いですね〜^^。実に気持ちのいいビッテンフェルトのような(笑)トライフ提督と、めちゃめちゃ細かいカヒュールとのやり取り、「蹂躙せよ」というただ一言の指令も楽しいですが、やはりここでは「フトゥーネ」のスポール!(爆) 可哀相なクファディスの運命に同情しつつも^^;、この御方の勢い、そして魅力に圧倒されちゃいます^^。いやぁ〜、この方々を観てると、どんどんアーヴという存在の素晴らしさに魅了されちゃいますね^^。星界は面白い! 読んでない人にも絶対にお奨めです!^^フリューバル・グレール・ゴル・バーリ万歳!! アニメもWOWOWで放映中とのこと、是非是非いずれ観たいですね(^^)。
星界の紋章(2)(99/02/03)
さて2巻でのラフィール、ジントの活躍はリュームスコル・フェブダクのバンゾール・ガリクから始まりました〜(謎)。ここでは、やっぱりわかってはいてもいろんな捉え方をされてしまうフィア・ラルトネルの立場というものを思い知らされましたね。口では何と言おうが、やはり高貴な者の発言というのは重大であり、軽率であってはならない、ということ。いつどこにあっても、そしてどんな身分であっても、口は災いの元という言葉の通り、発言は慎重にしたいですね。特にログの残るネット上では(^^;。
次の舞台はレーバヒューニュ・スファグノム。ラフィール達ももちろん大変でしたが、ここでの主人公はやっぱりエントリュアでしょう^^。カイト憲兵大尉とのやり取りの中で印象に残ったのは、「積極的な善人」という話、実感ですね。善人というのは消極的でないと感謝されない。積極的に「こうした方が絶対に貴方のためになる!」と断言して必要ないことをどんどんと親切心でやってくれちゃう人種。どこにでも居ますよね〜…いわゆる「小さな親切、大きなお世話」ってやつですね。自分が積極的な善人にならないように、常に気を付けるとしましょう!(^^)
星界の紋章(1)(98/11/18)
カルサール・グリューラク。フリューバル。ラルトネー。ドリュー。。。世にアーヴ語が広まる日は近いのか?^^
ようやく一巻目を完読しました星界です。ブレンパワードの後番組ということで、既にネット上ではかなりの話題になってますね。作者も明言しているように、「完成された」独特な設定のSF・スペースオペラ。キャラクターも一癖も二癖もあって、今後がほんとに楽しみです^^。
1巻での記憶に残るシーンは、まずはジントがラフィールを励ますとこ。レスィー・ゴースロスを離れて、レクシェたちのことが気が気でないラフィールに対して、いろいろと励まし、ジントを送り届けるというささやかな任務を遂行することこそ、自分に与えられた誇るべき仕事だ とわかってもらうと同時に、気遣って上げるとこ。気の強いラフィールの「そなたに感謝を」という一言も彼女の本当の一面が垣間見えていいですね。
もうひとつは、リューフ・レカがジントを諭すとこ。見えすいたお世辞がかえって人の心を傷つけるってことを知ってもいい年ごろじゃないかね? というのは、別にファネブでなくても心に刻んでおく必要のある名台詞だと思います。注意しよう^^;。
ぜんぜん関係ないんだけど、広末の「ジーンズ」を聞いてると、どうしても星界を思い出してしまう(笑)。あれだけ連呼されたら、ジントもどう思うだろう?(謎) すると広末がラフィールだったのか?(謎爆散)