らせん(99/09/23)
生き残ったのは誰?もう一つの遺体は何?貞子は救世主?それとも悪魔? 真実を受け止める勇気は、なかなか持つことができない。勝ち負けのない勝負ではあるが、やはり貞子の望みは叶ったかのように見える。そして人の望みも…。両者が歩み寄れるような結論は導き出せたのだろうか?
貞子の存在をこのまま抹消することが、果たして明るい未来を創ることに繋がるのか…?貞子の願いは、未だ人の思いの届かぬ処にある。人の欲望は何よりも深い。貞子を生み出したのも、またその欲望。欲望のまま、感情のままに動けば、それは破滅への道へと進むこととなる。貞子を消すことで、またその道へ戻っていく人類…。小さな犠牲に目を瞑ることで、多くの人々を救えるという、その妄執に駆られた人の暴走を止めた貞子。果たしてどちらが生きるべきなのか。
貞子の中の、純粋な生への渇望を、否定することはできない。たとえどれだけ、呪われし力を持っていたとしても…。それを理解し、自ら本当の死を選んだ貞子は、最後に人の幸せを感じることができたであろう。
人の営みは終わらない。人を歪める欲望も、生への執着も、そして正義感もそのままに…。夢は必ず叶うもの。そう信じて、明日も生き続けるであろう。いつか必ず訪れる、終わりの日まで…。たった一つの命だからこそ、それは何よりも尊きものとなる。そこに幸せの意味が見出せたとき、死をも超越した本当の幸せが見えてくる。この物語でその何かが見えたはず。
数々の問題を投げかけた本作も終了。いずれ訪れるであろう次回作に期待したい。
らせん(99/09/17)
明かされた真実、衝撃の事実…。何も言わずに警棒の音だけで人を操る、その力…恐るべし。過去の過ち・実験を、自分の恨みを繰り返すことこそ、看守の望み。環境は人を変え、人を造る。人格を決めるのは、やはり幼いときの生活環境である。看守の求めたのは、究極の正義なのか? 次々と語られる真実は、全てが看守の手のひらの上であったことを示す…。群衆の心理を動かす、その考えを心理学の実験から得た看守はさらに強大となり、人を導く歴史の立会人=世界の看守たろうとした男…。この物語には、それだけの重さがある。人がどこまでを読み解き、看守の考えに近づけるかで、これからの歴史を創る方向性が決まってくる。さあ、どうなる…?
復活した貞子が語る未来…予知。果たして、何が起こるか。人の世の未来は、恐怖の大王が決めた来るべき終末とは…。科学は、ワクチンはその恐怖に打ち勝つことが出来るか。或いはその存在も、気休めに過ぎないのかも知れない…。人はまだ、看守の考えを、知の力を理解していない。その深き想いまで到達していない…。
ウイルスは貞子…。貞子とウイルス…。看守のすべきこと、来るべき未来の創造。忌まわしき人の実験が創り出した二つの呪いが一つになるとき、それは現出する。阻止することは、果たして人のためなのか。人が数十年前に行った悪行の償いを、今看守と貞子がもたらそうとしている。それが正しき世の在り方ならば、人は滅びる運命にある。それを防ぐことが出来れば、イコールその向こうに未来が見える。防ぐために行う行為の尊さが、人を生かすことへと繋がる。そう信じた強き心が、今奇跡を起こす。
次回、最終回。人の行き着く先の、一つの答えが出る。お見逃し無きよう。
らせん(99/09/11)
恐怖の大王、そしてまたも現れた山村貞子の怨霊。まだ先は見えてこない暗闇の中…。光の中に消えた肉体は精神意識世界へと取り込まれたのか…?謎の人物と貞子の関係はまだ見えない…。黄泉返った貞子の語る真実とは…?
貞子の姿を、存在を追うことで何かを掴もうとする人類は、看守に近づくことができるのか。そこに運命がかかっている。20年前に行われた心理学の実験は、人が鬼を生み出す実験だったのかも知れない。鬼は人より出づる。あるいは貞子も然り。人の好奇心という“魔”が思わぬ力をも生み出すことに繋がる。それを知ってか知らずか、人はその愚かな過ちを繰り返す。いつになっても尽きることなく、それゆえ貞子のような存在は消えることはない。人の業は、どこまでもどこまでも深い…。看守を生み出した悪夢は、今後も繰り返されるだろう…。看守は、何を望み、何を願うのか? いつの世にも暗躍する存在、“看守るもの”とは怖ろしい…
ここへ来て謎はさらに深まるばかり…。囚人、看守、凶器…アイテムは揃いはじめた…。恐怖に怯える心を利用して凶行を繰り返す看守…。失敗は死。有無を言わさぬ命を掛けた戦いが始まった。鬼が人を喰らい尽くすか、人が鬼を倒し平和を勝ち取るか…。運命の日は近い…。それは、人類滅亡の日となるのか…? 囚人の名前を組み合わせて浮かび上がる人物の名は…看守はこんなに身近に居た! 遺伝子を、DNAをも容易に扱える登場人物、もうわかりましたね? 看守とはあの男。 次回最終血戦!
らせん(99/09/04)
全ては去ったかのように見えた、平穏な日々。ディスクも、そして恐怖も消え去った。そう思う心は、つかの間の幸せを呼び込んでくれた。しかし終わらない物語は、恐怖の大王より再動する。不穏な手紙が、新たな貞子の復活を予兆して…。
謎の死の真相は、ウイルスか、貞子の呪いか…? 不完全体たる貞子の特徴が残るその遺体には一体何が…? 老化を起こすモノの正体、それが解き明かされるとき、恐怖の大王が降臨する。忌まわしきその現象は、マッドドクターの仕業なのか…?呪いの恐怖、ウイルスの脅威。未知なるものは、常に人の未来を脅かす…。忘れ得ぬ過去を持つもの、その怒りを呪いに変えて、全てを恨み復讐を始める…。或いはそこまでに追い込んだものこそ、大衆の無理解こそが全ての元凶なのか…? 呪いは常に、身近なところより発する。呪いの根元、それはあまりにも深く、悲しい…。
闇は、不確かな恐怖を呼び起こす。見えないからこそ、わからないからこそ恐怖は広がっていく…。闇に潜む恐怖の大王、その正体が分かる日も近い。闇に光が射す日は来るか…? 残されたメッセージは謎を深める…。
貞子のDNAをも利用するもの、ウイルスをばらまこうとする真の犯人“JAILER”とは…? 全てが明かされる日は近い。
らせん(99/08/27)
選択した運命は、誰の幸せのためか。目の前に積み重なるは、不幸ばかり。それでも、全人類を貞子から救った。その思いは必ず明日へと繋がる。そしてまた訪れるであろう、貞子の恐怖へ立ち向かうのであろう。真実を告げる勇気を心に持ちながら…。
全世界への憎しみは、たった一人への呪いへと集束した。苛烈なマインドアタックは、精神を井戸の底へと引きずり込む…。恐怖は、まだ始まったばかりと貞子は言う…。その怖ろしさ、筆舌に尽くし難し…。
味方は去り、寂寥感と精神攻撃が身近な人々をも襲う…。この呪いを回避する術はあるのか…?人の心は、この大いなる存在に立ち向かうには、あまりにも脆すぎる…。戦いは、一方的な生殺しの様相を呈することとなる…。狂気の侵略は、精神を蝕み、生きる力を奪っていく…。
人の命を玩ぶ存在、貞子を決して許さない。その心こそが運命を切り開き、奇跡を起こすことを願う。亡くなっていった命もそう願っている。その願いは、貞子の強き思いに打ち勝つことが出来るか…?憎しみは、人から鬼を生み、死を生み出していく…。
心優しき思いが、貞子の理解できぬその心だけが、奇跡を可能とした。しかし、まだ終わらぬ展開。欲望は、いつの世にも貞子を甦らせる。次に待ち受けるのは…?
らせん(99/08/21)
生と死、現実と虚構。死んだはず、生き返るはずのない存在。それを現世へ導いたのは貞子…?恐怖の大王…? 呪いをも生む意思の力は、刻をも超える力を持つのか…。信じ難い幸せの始まりは、恐怖への誘い…。貞子は既に、完全に再生している…!?
DNAはどこまでの可能性を秘めているのか。舞は本当に貞子に取って代わられたのか。幸せの未来を突き付けられたとき、人は人類をも裏切ることが出来るのか。貞子の命題は重くのし掛かる。そも、貞子は未だに最初の思い、人類への憎悪を抱き続けているのだろうか。あるいは、この世の誰にも想像できない、先の未来を、畏るべき未来を作り出そうとしているのでは。それは、いったい誰のための未来なのだろう。貞子のため。人の未来のため。全ての滅びのため。
貞子の再生。舞の死。2つのDNA。人類の英知・遺伝子治療。人はどこまでDNAの世界、貞子の世界に迫ることができるのだろうか。貞子の存在・知識は、かのミトコンドリアに通ずるところがある。新たなDNAウォーの勝者は、どちらの手に?目の前の小さな命と、全人類の運命。淘汰される人類。繁栄する貞子。未来は、CDの行く先が決める。
らせん(99/08/13)
ディスクは消える…。まるで意思を持っているかのように…。貞子の語る、大きな間違いとは果たして…? リングの恐怖に踊らされた学者は、狂気の中で“恐怖の大王”を語る…。愛するものの死を考えるとき、魂返りの邪法が頭にちらつく…。その誘惑と、真実を求める思いと、どちらがその心を占めようというのか…。物語の行く末は、ここで決まる…。そう思う。
記憶の中に残っていた数字のメッセージ。暗号を解くことが次の謎を解く鍵となる。隠されたメッセージに含まれた衝撃の内容とは…? 徐々に見えてきた真実。意外な関係者から、どこまでその真実を聞き出すことはできるのか…?恐怖へと一歩ずつ近づく三人の運命は…? 貞子…、研究所…、リングCD…。今全てがひとつとなり、恐るべき答えへと導く!?
超能力研究所。様々な作品で語られたこの物語。科学的利用が出来るか否か。超能力の電子データ化。念はそのとき、コピー可能な恐るべき存在となった。電子の海を自由に泳ぐ存在、それは既に消去不可能…。残るはやはり、自滅を促すワクチンを流す他無いのか…? サイバー貞子との対決は、今次の段階・次元へと突入した。衝撃の預言に、事態はどう動く…?
らせん(99/08/07)
放送が為されなかったリングCD…幸か、あるいはさらなる恐怖への布石か…? 真実の思いは伝わらぬまま、恐怖はその加速度を増していく…。CDは、その思いを裏切るように、繁殖を続けていく…。
預言の真相…、CDの真実…。果たしてメディアを介して増殖していく貞子の狙いは…? 科捜研の部長は、どこまで正確に真実を捉えているのか…? 人形と、CDと、放送局と…。信じ難い現実を、人は無意識のうちに無かったことと思い込もうとする。そんなはずはない…。そうあってほしくない…。そんな思いが重なり、堆く積もり、虚偽と真実をすり替えていく…。ここには、そんな思いが渦巻いている…。CDを信じぬ人々、愛息の死を信じぬ人、恐怖の大王に関わる人々、未だ貞子に気付かぬ人々…。世にその恐怖を受け入れられぬ人は、未だ数限りなく…。
幼き残留思念…、狂おしい程のその思い…。夢に見た井戸の絵は、その思念の強さを物語る…。悪夢のマインドコントロールは、少女に何を植え付けたのか…?恐怖を知った少女の口から、今また忌まわしきその名が紡がれる…。 貞子のRe-Birthは食い止めることが出来るのだろうか…? 恐怖は、まだ始まったばかりだ…。
らせん(99/07/29)
“黄泉返り”の儀式は、荘厳なまでに怖ろしく…不気味に…。執り行われた禁断の邪法は、果たして貞子をも導くものなのだろうか…? 生まれ出づるは神か、悪魔か。総ては人智を超えた大いなる意思が呼び起こしたものか…?答えの得られぬまま、死人は復活する…。 いにしえの村と現代の科学。正面からぶつかりながらも、心の奥に死した息子の復活を願う思いが…? 物語は思わぬ方向へ展開するやも知れぬ…。 舞の推理と科捜研の思惑…貞子の復活は、誰が意図したものなのだろうか…?
今西の研究は、別の角度から死者復活へとアプローチする。いずれ明かされるであろうこれらいくつもの謎の断片は、やがてひとつの答えへと帰結していく…。ひとつの真実は、さらなる恐怖をも伴って明かされていく…。科学で呪いを仕組む者…、呪いで科学を凌駕するモノ…。それは、人一人を狂わすのに充分すぎるほどの悪魔の誘惑…。二つの、全く異なるように見える事件は、貞子を介して複雑に絡んでいく…。
闇が…人形が…そして貞子が誘う恐怖…。科学の限界を意識するとき、全てが見え始める…。突如現れたリングのCDが、全世界を恐怖のどん底へと誘う…。
らせん(99/07/23)
ビデオに入っていたノイズの音響から、井戸の声を導き出した科学も、さらなる恐怖を予測することは不可能だった。貞子たる美咲。この急展開は凄まじい。姿形を変えて現れた貞子は、次に何を願い、呪い、行動するのだろうか…?
乗っ取られた身体と、消え去った死体と…。呪いのディスクが呪われし子を生み出し、生みの親のコピーへと成長する…。不安定。何かのバランスが狂うと、崩壊する精神意識体。しかしディスクはまだ健在。己のコピーを作るたびに、徐々に学習し、完全体となっていくだろう…。その恨みの大きさとともに、少しずつ成長しながら…。
新たなるリング事件…狭戸村。呪いのCDは何処で作られ、一体何枚あるのか…?狭戸村に何かがある。死者反魂の真実と、貞子の関係は…?どちらがどちらを利用しようとしているのか…さらなる恐怖が待ち受ける…。遺伝子組み替えという科学の先端と、謎の真言の不釣り合い…。この世のものとあの世のものが手を組んで、何かを企んでいる。それは、7の月に訪れるという恐怖の大王なのか?貞子の存在が見え隠れし、真実は複雑に絡み合っていく…。
神社から始まる新たな恐怖。死人返りは完遂するのだろうか?狭戸の血の歴史に科学が挑む。第二の貞子の存在を、決して許さない!続劇。
らせん(99/07/17)
くっ、ビデオチェックしてみたら、野球延長で半分も入ってなかったさ〜(T_T)。まあ、仕方ないけど…。不覚っ!
今回も、どうやら科学的解明を目指す人々と、超常的な貞子の怨念との対決で始まる。消えたCDと早すぎた子供…指紋や出産の常識が果たして通じるのか…? 通じないことを思い知ったとき、貞子の恐ろしさを身に染みてわかることになる…。各シーンから知り得るこちらがわかりうる情報を合わせた程の舞の予知をも、貞子の行動は遙かに上回っていた…。電磁波や暗示…、しかしそれほどの強さを起こし得たのが呪いの強さゆえだと思い至ることはないのか…? この後の展開は、次週に期待することとしよう…(T_T)。
らせん(99/07/09)
“貞子”という名の恐怖の大王は、様々な現象を引き連れて降ってきた。アリタを見つけることで、何かが始まろうとしている。鍵を握る舞は、人々を何処へ導くのだろう?狂言回したる予言者を裏で操る電話の主・恐怖の大王は、果たして姿を現すのだろうか?
突然思い出した“井戸”の記憶…。リングでテレビから現れた貞子は、今度はパソコンのディスプレイから這い出ようというのだろうか…?どのような形で今の世に生まれ出ようとしているのか、そこからまた貞子によるらせんの恐怖が始まる…。恐怖の大王と貞子の関係は…? 不可解な胎児は、本当に貞子が…?
舞が語るリングのあらすじ。科捜研に存在していた破棄されたはずのリングビデオ。事件は一気に急展開を見せ、あのビデオの恐怖が、貞子の呪いが復活しようとしている。友情と、好奇心と、ほんの少しの勇気。その3つが揃ったとき、リングの恐怖がリスタートする。ビデオを見ることで始まる前作での恐怖、それ以上の恐怖が…。胎児は日毎に、不気味に成長していく…。
消えたリングCDとミサキの行方は?呪いはさらに増殖していく…。
らせん(99/07/01)
原作にない展開で盛り上がりを見せた「リング〜最終章〜」の続編は、小説タイトルそのままの「らせん」。今度はどんな展開を見せてくれるかな?^^ そーいえば、以前TVでやった「映画版らせん」はまだ見てなかったなぁ^^;。近いうちに見よう!(^o^)
数奇な運命に翻弄され、兄の高山竜司を失った高野舞。かつての呪縛も解けて普通の少女となった彼女の元に、またあの忌まわしき怨念が…。「貞子」。その名前に秘められた言霊が、今また人々に恐怖を運んできた…。オープニングは前作同様に様々な想いと情報が含まれている。今度は内容を踏まえてウイルスのイメージを中心に…。最終章の登場人物たちはどんな活躍を見せるのかな?
科学が解き明かす超能力と呪いの謎…。今回の貞子へのアプローチは、ここから始まる…。聞こえ来るは呪いのビデオの噂…。最初は誰も信じようとしない…。それは浅川も同じだった…。強すぎる愛息への想いは、時として呪いへと通ずる…。そしてその想いは、怨念の集合体たる貞子をも呼び寄せる契機となる…。依代を得た貞子の、次なるターゲットは…? 貞子を追う舞も姿を現し、舞台は整った…。
心臓麻痺…、心臓麻痺…、心臓麻痺…。1999、7の月…。それは貞子が引き起こす災厄を暗示するものなのか…? まだ、貞子の呪いは見えていない…。舞以外は…。見え隠れする事件の真相は、科学の目にどう映るのか…? 心臓麻痺を引き起こす呪い、そしてリングウイルス…。やはりビデオは念写に妨害されていた…。
チャットログが残すメッセージは、謎の暗号を含んでいた。恐怖の大王と共に現れるのは、貞子か?あるいはさらなる恐怖か? そして死者の足音が今…。今度の恐怖は、リングを遙かに上回るっ!(怖) さあ、どうなる…?
リング〜最終章〜 最終回90分拡大版(99/03/25)
消えた高山、眠れる浅川。切れたリングウイルスは…?ここへきてさらに謎が出てくるのか…? 簡単な当たり前の供養如きで収められるような貞子の呪いではないっ!
終わり無き、増え続けるビデオの恐怖…。今またたくさんの人間がビデオを観ていく…。リング、らせん。この言葉はそこから来ていたのか…(謎)。暗示によって脳内麻薬を分泌するというのは、よくスポーツなどでも話題に上る。もちろんこのような分泌物には、人体に害のあるものや、死に至らしめるものもあろう。それを治すための、謎を解く鍵はいったいどこに…?
浮き出た文字、XYV。これを何と読むか? やはりそれを知るのはひとり高山竜司。そして最後まで不気味に動き続ける高野舞。利己的な愛情が世界を滅ぼし、仕組まれた愛情が世界を救う…。そう取れなくもないこの構図は、それでも生きていたいと思う人への過酷な命題・メッセージ。憎しみを増殖させる呪いと、それに対する愛情の抗体。
愛憎は物語を通じて生きる強さを伝えた。この物語では愛情が勝利したが、紅い牙では超古代の怨念が猛威を振るった。この次はどうなるともわからない遙かなる命題。いろいろ考えさせられた作品でした。原作を超えて、最高の作品になっていたと思います。素晴らしいメッセージをありがとう!
リング〜最終章〜(99/03/18)
次々と明かされる衝撃の推論…。リングウイルスと貞子の呪い…。その関係はいったい…?新聞のタイトルがその衝撃を伝える、とんでもない展開を…。失踪した高山は何を…?
遺伝によって伝えられた貞子の恨みの記憶は、予定通り世に災いをもたらした。そして予定通りに用意された、リングワクチンはどこに? ほぼ全貌が明らかになった物語、あとはどれだけの人が救えるか、それだけが希望…。
数奇な運命を辿り、複雑な展開を重ねながら、ついに原作通りの井戸にたどり着いた浅川…。高山の死と貞子との遭遇…。そのとき、浅川に何が起こったのか…? 次回、90分拡大版衝撃の最終回っ! 刮目して待とう!
リング〜最終章〜(99/03/11)
学長戦に絡むごたごたの中、ウイルスの事件も混迷を極める。ウイルス側には舞が、貞子の呪いには高山が暗躍し、何か重要な鍵を握っている? 舞の語りには、高山と同じ深さと恐ろしさがある。そしてあくまで不可解な行動をとり続ける高山の真意は?そも高山は本当の高山なのか?何か違う意思が働いているのでは? それでも、高山兄妹の絆は堅い…
手がかりの手紙に託されたメッセージの意味、徐々に変貌する高山、謎は深まりながらも集束の方向へと向かっている…。このまま行くと高山が自らの体内に貞子を呼び込む可能性もある??? 病院と貞子の意外な接点…。少しずつ見えてきた感じだ。謎の片鱗が…。
ビデオに現れた証人がまた1人…。それも最重要人物が…。事件は暗転。次はどう出る? 貞子、高山、リング状のウイルス… 残した大切なものとは何か?最後の謎に迫る!
リング〜最終章〜(99/03/04)
舞の変調、残された5日…。貞子は見つかるか?逆に謎は増えゆくばかり…。様々な方面からの情報で、徐々に舞の正体が暴かれていく…。舞の秘密を解くことで、ビデオの謎に繋がるのだろうか…?(しかし何故これほど眠れる森に近い設定なのだろうか…?^^;;)
息を呑む展開に言葉もなく、物語は時を刻む…。舞の秘密に近づくことは、さらなる悲劇を呼び込むことなのだろうか…?貞子の呪い、ウイルス、舞の事件…。複雑に絡み合って進む展開は、目が離せない…。やはり高山が鍵を握るのか…?出てくるタイミングがかなりホラーっぽくなってきました^^;。そろそろ人物相関図を見ながらでないと話が追えない展開になってきたかな?(汗)
危機を脱したとき、謎を解く糸口の一端が垣間見えた…。しかしこの運命はそう甘くない。ふりだしに戻り、さらに謎が増える…。身近に影を潜めた殺人者とはいったい…?波乱を秘めて次週へ…。
リング〜最終章〜(99/02/25)
期間は倍でもビデオ見せるのも倍じゃなきゃならんのかっ! 死への恐怖はさらに倍加する…。浅川が見てから、ビデオを見た人数は既に多数。浅川は助かるのか?すると陽一は?吉野は?そして高山は?
貞子の怨念が実体化しつつある…。謎解きは、過酷なサバイバルバトルとなりつつある…。生き残るのは誰か?怨念という名の精神意識体と化した貞子は、次なる依代を求めてどこかへと去る…。次はどのような形で現れるのか…?真実は様々なところからわかってきた…。今度の証人は貞子の何を知り、何を語るのか…?
高山の語る謎解きは、ほぼ原作通り。ビデオのメッセージの中にダビングのことが仄めかされている。憎しみがこの世を支配する…。他人を犠牲にして生き抜くか、誰も犠牲にせずに自ら死を選ぶか、あるいは全ての謎を解いてみんなで生き抜くか…。それぞれが違う道を選び、一つの真実へと近づこうとしている。果たして、貞子は見つかるのか?舞の挙動も気になるとこですね。
リング〜最終章〜(99/02/18)
それぞれが動き始めた。貞子を追い求めて…。貞子の生い立ちが詳細にわかってくる、そんなとこが連ドラ化したことのメリットかな? コミック・劇場版ではまったく無かったストーリーがここにある。観ないわけにはいきませんね^^。
ウイルスの方が急展開。細胞の行方と、人の死と、高山の予言…。貞子とはリンクしてくるのかな?そしてさらに気になるのは高山の動向と、舞…。どこまで知ってるのか未だわからない高山と、全てが謎で不気味な舞…^^;。きっとこれから語られるであろう数少ないセリフのひとつひとつに、全ての謎を解く鍵があるんだろうなぁ…。
貞子は現れた。それはリング2のときのような形で…(謎)。いついかなるときにも、いかなる場所にも現れる…。憎しみとはそういうものか…? 高山に、浅川に、憎しみを打ち消し、謎を解くことはできるのだろうか?面白くなってきた。次の展開に期待っ!
リング〜最終章〜(99/02/11)
ウイルスが、そして志津子が…。危機を脱して、手がかりには逃げられ、今度は二人にどんな展開が待っているのか? 不可解な高山の行動は、やはり原作とは違う。浅川と元刑事もどういう話をつけたのか? 念写の人物、それはやはり貞子?それとも舞? まだまだ中盤。これから謎は増える一方だろう…。
さて、ウイルスの方もこれから大変なことになりそうです。そして次の手がかりは…? 続劇。
リング〜最終章〜(99/02/04)
高山と浅川、二方面からの謎解き・捜索が始まった。互いに強力な敵が現われるが、だがそれでも変わらずに自分との運命に本気で立ち向かっていく…。ウイルスの方も驚くほどの進展がありそうだ…。今後も目が離せない展開なようです。
どこか異常な高野舞、死んでいた山村志津子、異常な繁殖力のウイルス…。これらがつながる先に何があるのか?高山の目的、子守歌の意味…わずかずつ本編に近づきながら、明らかに違う方向へと向かう謎解きは、さらに深くまで進んでいく…。果たして呪いとウイルスの相関性は…?
一歩進んだかと思えば、すぐに逆戻りしてしまう堂々巡り…。そして今回の後半は怖いっ(恐)。夜の大島はかなり怖かった…(T_T)。さすがは元ネタがホラー文庫、観せるところ魅せてくれます。来週の放送まで眠れませんね^^;。
リング〜最終章〜(99/01/28)
こちらでも鍵を握る少女・高野舞が登場。やはり違う形で高山と接点があるらしい。高山はこちらではサイコメトラーというわけでもなさそうだし、ちょっと設定が違いますね。原作(映画&コミック)を観た後だと、また違った視点でこの最終章が観れますね。
念写の謎を追う浅川に残された選択肢は少ない。念写をしたのは誰なのか?今回も貞子が絡む物語なのか?それとも全く別の超能力者が…? こちらの謎は、未だ何も語らぬ高野舞が、何か手がかりを知ってるような気がする…。
呪いの謎解きをゲームと楽しむ高山と、徐々に深刻さを増していく浅川とその周囲の人たち…。本作では原作と異なり、まだまだビデオを観て「ゲーム」に参加する者が増えそうだ…。運命は13日間。同じ運命を共にする者たちは、運命を切り開くことができるだろうか?そして大切な人の運命が決まり、高山を味方としたとき、本当の謎解きが始まった。
志津子の実験は全く逆の展開になってますね〜。謎解きの展開も、ウイルスとの絡みも、これはやはり新作と言っていいくらいの差があり、しかも面白くなっている^^。さて、エンディングに流れるヒントの映像をじっくりと見つつ、来週に期待しよう^^。
リング(99/01/23)
エグゼクティブプロデューサーは、あのヒロスエMOVIEの原正人監督ですね〜いきなりですが(笑)。む?飯田譲治氏のは「らせん」の方だったかしらむ?何にしてもTV初登場ということで期待してた次第です^^。あまり評判はよろしくないようですが(汗)。
うーん、ぱっと観 最初のシーンとか観てると、やっぱ今やってる最終章のような惹き寄せられる面白みには欠けますなぁ(苦笑)。同じ作品をいろんな人が手掛けて違う作品を作っていくっていうのは良くありますが、「リング」を題材にした一連の作品群は、「出来」という意味で結構その差が激しいような…^^;。今月はコミックも買う予定ですが、さてどのように仕上がってますやら^^;。
ビデオの内容は、最終章の方がとっつきやすくていいですね〜。原作読んでないからわかんないけどこちらが原作通りな内容なのかな?この辺は原作に忠実であるよりも、作品全体としての面白みを重視した方が良いなぁと思いますね^^。微妙に人物設定が違ったりするけど、映画版のは怖い仕上がりになってますねぇ^^;。写真やビデオの謎に取り組む姿勢とか、最終章に感じられる希望は感じられず、ひたすら絶望のみが延々と綴られていくような感じが…。残された時間が倍半分違うというのも、恐怖を煽り立ててるのかも知れませんね^^;(最終章は13日間)。
呪いは深い恨みの念より生じる…。虐げられた弱者たる静子の無念を、貞子がその力で晴らす…。そこには、やはりマスコミを中心とする大衆の、弱者への心無い接し方があった。鬼は、弱い人の心から生まれる。倒すのではなく、癒すことで何とか乗り切れないのだろうか…? 重い、辛い物語である…。
強い超能力者の呪いを、同じ超能力者(サイコメトラー)たる高山が突き止める。これもまた皮肉な話と言うべきか。果たして最終章のラストはどのようにアレンジされたのだろう? リングの世界、これからも見届けていきましょう。
リング〜最終章〜(99/01/21)
ウイルスの方も死因は原因不明の心臓麻痺。果たして呪いとの関連は?微妙に絡んできそうで本当に絡むのかどうなのか…。何か…そう、父の死の影に気付いた息子は何を思うのか?何を願うのか?
テレビの放送からは、かなり科学的に原因が掴めそう…。呪いのメッセージを載せた電波はどこから、何のために届いたのか? 犯人の意図は…? そもそも本当に科学で証明できるのか? 電波の呪いは、徐々に周りから浸食を始める…。
伝えられない、どうしても伝えられない真実がある…。反感は覚悟。それは、死と真っ正面から戦う覚悟の証明。しかし、死の影は周りの人間をも不幸にする。それだけは防がなければならない。運命の日は刻一刻と迫る…。
ビデオが暗示する闇は、そして光は、何を意味するのか? 次回も刮目して待とう!
リング〜最終章〜(99/01/14)
このオープニング、呪いはかけられてないだろうなぁ^^;。なんかかなり妙だけど^^;;。予告は的中。フラッシュが暗示の最終的な引き金となる鍵だったのかな?
超常的な呪いと、生物学的なウイルスが事件を複雑にしていく…。現実的な警察は、科学で呪いを解明できるのか? そしてビデオの謎は、高山に解けるのか?(こちらは簡単かっ?^^;)
呪いと戦う、ウイルスと戦う。超常現象と決め付けてしまえばすべておしまい。頑張って解明するのだっ。愛する息子のためにも、今死んではならんのだ。謎は少しずつ解けていけそう。マジシャンズセレクトのように^^。気をしっかり持って、13日を生き抜こう。
リング〜最終章〜(99/01/07)
小説、昔のTVドラマ、劇場版と どれもみてませんが^^;、話題作がTVに登場とのことで、やはり観ないわけにはいきませんっ!(^^) 冒頭から怖い映像と明るいギバちゃんがミスマッチしてていいっす^^。そして事件は突然に……。
徐々に判ってきた恐るべき真実のつながり…。謎の呪殺宣告をする高山…。初回からさまざまな情報が錯綜する…。これらが明らかなそのつながりを見出すとき、それが現代科学が覆されるとき…?
呪いとは、強力な暗示なのか? 毎夜の電話で少しずつ暗示が強くなっていき、徐々に自己暗示の術中に陥る…。ビデオから受ける暗示はサブリミナル?催眠術は怖ろしい。まぼろし佑幻を思い出す^^;。
自己暗示にかからないために、さらに強い自己暗示をかけましょう^^。すなわち、「自分は暗示にはかからない」という暗示を自分にかけてしまうのです。さて、13日後にあなたは生き残ることができるでしょうか?^^