一言書評 〜青山剛昌作品の感想〜


 怪盗キッドが活躍する「まじっく快斗」、平成のホームズ・江戸川コナンの推理劇「名探偵コナン」。青山ワールドの感想をまとめました。


名探偵コナン(2000/08/07)

 復讐から生まれるものは何もない。ましてやそれが、間違った殺人を導いてしまったとすれば尚更だ。人の心は弱く、脆いもの。たとえその時勇気が出せなかったとしても、その人の命を奪っていいというものではない。自分の過ちを越えて気付く本当の優しさ。コナン君と超強力伸縮サスペンダーに救われた命、そのことに気付くことはできたかな?

 EDのアニメは初めて見たのですが、やっぱりいいですね^^。あの歌にこの映像、加えてみるとどちらも引き立ってきますね^^。後半蘭が歌ってるように見せるトコなんかは、切なげな気持ちが伝わってくるようです。まだあまりちゃんと聴いてないアルバムも、この機会にちゃんと聴いてみよっと♪^^


怪盗キッドVS名探偵コナン(99/10/17)

 タイトルをこうしたのは、今日買ってきた劇場版コミックス世紀末の魔術師と、以前一冊だけ買った原作本16巻を同時並行で読んでたからであります^^。コナンはアニメから、キッドは原作コミックから入った私ですが、どちらでも活躍してくれてるのは嬉しい限り^^。これからも対決をシリーズでたま〜にやってほしいものですね^^。

 原作は文字通りの初顔合わせ・初対決、映画では既に知ってる様子。好敵手との対決は他のどの作品でも心躍るもの^^。しかもどちらもそれぞれに主役で活躍してるのだから豪華な顔合わせですよね〜^^。原作では1412→KIDの意味がわかったり、新一と快斗が似てるなんてエピソードもあり、劇場版見るのにいろいろ参考になる。どちらも鈴木財閥がらみで、茶木警視&中森警部が登場するトコなんかも一緒なんですね〜。そしてお互いの見せ場が多かったりと、すっごくうれしい構成!ある時はキッドが優勢になり、次の邂逅ではコナンの推理が圧倒したりと、やはりサシの勝負は面白い^^。劇場版は服部が出てきたり、さらには難敵・スコーピオンが絡んだりして、キッドとコナンの直接対決がほとんどなかったのが少し残念^^;。でも結果的には共闘してたわけで、これはこれで見所いっぱいでしたね〜^^。うん、やっぱり動いてしゃべってくれるトコがいいぞ^^。ハトポッポのトコはやっぱ動いてないとね〜と見てて思いました(笑)。

 世紀の名対決、この2作を通してこそほんとの面白さがわかると思います^^。どちらか一方を見るのではなく、全作並行で見ることで、怪盗の美学と探偵の哲学、その魅力にしっかりと浸りましょう^^。


名探偵コナン(99/05/17)

 オープニング、また変わったんですねぇ^^。今度はB’zですか。サイクル早いっすね〜^^。

 今回は工藤親子のからみが面白い^^。この人たちも神出鬼没、親父さんの推理力は新一以上だし、あなどれないあなどれない^^;。お母さんもかなり無敵ですよね(笑)。真実と小説、どっちが上かな?新一は父の小説に勝つことが出来るかっ!?

 最後はしっかりと親父さんにお株を奪われちゃいましたね^^;。でもさすが、説得力ありますよ♪ 犯人もファンなればこそ改心してくれたようでよかった良かった♪(^^)ちょっと寒かったりもしたけどね(^^;。

 そうそう、昨日はマンガ喫茶(初めて入った^^;)でコミック版を読み耽ってきました♪(途中までしか読めなかったけど…) 本編は謎の組織、そしてジンとウォッカの二人組の動向が気になりますね。あまり読み進められなかったので^^;、服部と灰原の登場回はさくっと見てきただけなのですが、うーんやっぱじっくりと通しで読みたいですね^^。快斗は全巻揃ったぞっ(燃)こちらはこれからじっくりと読むのだっ!!


まじっく快斗(1)(99/05/09)

 コナンの映画の影響もあり、一気に怪盗キッド熱が燃え上がってしまいまして(笑)、ひたすら探しまくりました^^。あれ以来ずっと探してはいたのですがどうにも見つからず、今日はかなり気合いを入れて調べ廻りました^^。書店街(高岡、書泉2ヶ所、三省堂、東京堂)、新宿(アニメック、紀伊国屋)、渋谷(三省堂、109)、三軒茶屋(BOOK OFF、二階のマンガ屋)とひたすら強いところを廻ったのですが全滅…。諦めて帰り際に何となく立ち寄った三軒茶屋の本屋で、ついに一冊発見っ!しかも1巻っ! 見た瞬間すぐさま飛びつくように確保しました!(^^) あまりにも嬉しくて店員さんに聞いてみたけど、やっぱり2,3巻の在庫は無いとのこと。うーん恐るべし怪盗キッド…。次の巻に巡り遭えるのはいつのことだろう…?

 初版は1988年5月。ちょうど11年前になるのですね。この頃の青山さんの絵が一番好きなんですよー^^。やっぱりキッドはかっこよかったっ!^^ 最初はキッドこと黒羽快斗がコナンの時みたいにどうして怪盗キッドになったのかのエピソード、そしてさまざまなマジックを披露しつついつも格好良く決めてくれる。もちろん観る者のハートを盗む決めセリフも忘れない!^^ さすがですなぁ。ヒーローはこうでなくっちゃ♪

 コナンファンも青山剛昌ファンもそうでない人も、とーぜんキッドファンも^^必見の作品です! 見て絶対損はないですよっ♪ 2,3巻も近いうちに絶対探し当てるぞっ!(燃)


名探偵コナン(99/04/26)

 オープニングを初めて見ました。かっこいいぃぃーーっ!!(^^) 「TRUTH」はカラオケではいつも歌うのですが、やっぱり曲や歌詞に合わせてアニメーションが入るといいですよね〜^^。これでまたコナンの格好良さを思い浮かべながら歌うことができます^^。

 今回は劇場版でも活躍してた服部君とかずはちゃんも出てますね♪^^劇場版ではキッドがすごすぎてちょっと隠れちゃった感もありましたが^^;、彼もかっこいいんですよね〜^^。CV堀川亮で関西弁というのもGood!^^コナンとの名コンビで今日もしっかりと決めてくれましたね〜^^。いつもながら完璧に決めてくれた謎解きもよかったっす^^。 真実はいつもひとつっ!(燃)


名探偵コナン 世紀末の魔術師(99/04/24)

 バルシェ、肉買ったべか? っと謎な言葉はさておいて(笑)、観に行ってきましたよ〜♪劇場版コナン^^。雨降りなのできっと来場者も少ないだろうとふんで行ったのですが、案の定「只今座れます」の文字が劇場に掲げられ、してやったり♪と思いきや、始まる頃には満席&入場整理状態になってました^^;。5分前に着いたんだけどラッキーでしたね♪席もいいとこ取れたし♪(^^)

 さて内容ですが、まず冒頭には今までのあらすじがコナン君の解説で紹介されます。これはあまり作品を見ていなかった私のようなの(^^;にもわかりやすく、嬉しい限りでした♪(^^) コナンは観たこと無い…でも観たいっ!という方にもお薦めできますよ♪

 ストーリーの流れは、大事件や小さな事件が3重4重にと複雑に絡み合う展開で、小さなヒントを元に次々と謎を解いていくスリルあふれる感覚が実に爽快です^^。2時間たっぷりと目が離せず息を吐く間もない展開でしたね♪

 キャラクターはと言いますと、いやぁ今回はほんとに豪華キャスト勢揃いと言った感じで最高でした! 江戸川コナンこと工藤新一と少年探偵団の仲間たち、頼れる阿笠博士といつもクールな灰原哀、警視庁の敏腕警部補と西の高校生名探偵・服部平次、さらに神出鬼没の怪盗紳士・怪盗キッドと謎のスナイパー・スコーピオンが入り乱れて、東京・大阪・横須賀と日本中を駆けめぐる! しかもみんなそれぞれ格好良く決めてくれるんですよね〜^^。大阪城も通天閣もオフで行ったきりですが、そこが舞台になって彼らが大活躍を魅せたのも良かったなぁ(^^)。

 まずは今回の一押し、白鳥警部補(^^)。もう出てきた瞬間、CV:塩沢兼人さんという時点で十分だったのですが^^、これが期待を裏切らぬ大活躍♪ しっかりと主人公コナンを食っちゃってましたね〜^^。まさにこれぞ塩沢キャラ!私のツボをしっかりと押さえています!(笑)

 次に本作のもう一人の主人公、コナンの好敵手・怪盗キッド!(^^) 今でこそコナンですが、かつて青山剛昌さんと言えば「まじっく快斗」をすぐに思い浮かべた私としては、この二大人気キャラの競演は嬉しい限りでした♪^^ スコーピオンの狙撃にあったときはひやりとしましたが、その後思わぬ形で大活躍してくれたし、ほんと影の主役でしたね〜^^。登場も、そしてラストも、しっかりと決めてくれました♪^^

 そしてコナンとキッドを相手に最後まで翻弄し続けた敵キャラ・スコーピオン! かなり後まで正体がわからなかったのも、作品の出来がほんとに良かったからだなぁと思いましたね^^。今回もいつものことながら2回連続で観たのですが、2回目は特にスコーピオンの挙動に注視して観ておりました^^(あ!あと白鳥警部補も♪)。うーむ、なるほど〜と唸ってしまいました。ラストの対決シーンも熱かったですね^^。

 随所に挿入されたCGも綺麗だし、日本のアニメはまだまだ健在です(^^)。踊る大捜査線 THE MOVIE にもまったく引けを取りませんよ♪ いろんなツボ的要素を各所に鏤めた、一大エンターテインメントムービー「名探偵コナン〜ヴァルシェニック・カンツァ・ベカ〜」、是非劇場でっ!(^^)


名探偵コナン(99/04/12)

 コナンはアニメというより主題歌から入ってます(笑)。小松未歩の歌は何曲かCDも買ったし、最近はガンダムWで好きになったTWO-MIXも入ってきて、ほんといい歌揃いっ!(^^)アニメ版も大スキです^^。しかしながら未だコミック版はほとんど見てなかったりします(汗)。

 探偵推理ものは、謎解きこそ命ですゆえネタバレには注意しないとね〜^^;。しかしいつもながらの洞察力・推理力はさすがですな^^。もちろんメッセージを伝えた歩美ちゃんも、いつもコナン君と一緒にいるからかな?完璧な暗号でしたね^^。少年探偵団のチームワークも絶妙♪ 一件落着、というわけで小さな平和を守ったコナン君でした^^。

 今回みたいな1話完結では、ショートショートの感覚で淡々と進んで行くんだけど、いつも明るく楽しい雰囲気があるのが見てて心地よい^^。いざというときは必ず駆けつけて何とかしてくれる!というみんなの願い・信頼と、それを受けてほんとに何とかしてしまう頼もしいコナン君がいてくれるという心強さ! もちろん窮地に追い込まれることもあるけど、それも見事に切り抜けてしまう強さ^^。見ていて勇気づけられる、少年漫画の王道ですね^^。人気が高いのもうなずけますね。今度機会を見つけて原作も読んでみたいと思います^^。