第60回津田沼祭コンサート

2009/11/23(月・祝)13:00〜14:00
於:千葉工業大学 津田沼校舎
野外特設ステージ(千葉・津田沼)


MOSAIC.WAV初めての学園祭ライブ出演は、千葉の工業系大学の野外ステージでした。

日時
イベント名
場所
2009/11/23(月・祝)
 13:00〜14:00
第60回津田沼祭コンサート
千葉工業大学 津田沼校舎
野外特設ステージ(4号館前)


始まる前までのバタバタ

一番最初に情報が出たとき、朝一番で整理券が配られることになっていました。
これがほぼ即日のうちに取り下げられ、MOSAIC.WAVメルマガが出る頃には無くなってました。

整理券無しで、時間は13:00から1時間枠、遠藤とMOSAIC.WAV。
これが情報の全てで、当日まで津田沼祭のホームページには変化はありませんでした。

とはいえ、やはり早めには行っておきたいと思い、適当な時間に移動。
11:30くらいに、現地に着きました。

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入り口横の受付でパンフレットをもらい、中身をチェック。

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MOSAIC.WAVはこのような感じで。
燃えと萌え、というのは懐かしいフレーズですね。アンセブ当時の。
同じ場所にいたのは遠藤とアニキでしたね。

みーこさんに加えてかやぴの誕生日もありますね。
写真中右、と紹介されてるところが、ちょっとあんまりな面も…。
まあアニキはMOSAIC.WAVではないから、正しくはあるんだけどね。
もうちょい配慮があっても良いと思うよ。。。

今回は配慮の足りなさが、各所にあまりにも目立ち過ぎたのでね。

他に用事はないので、まっすぐにステージ前へ。

11:36、ちょうどみーこさんとかやぴがステージ上で、
打ち合わせ準備中でした。すぐ隣でスタッフと客が何やら揉めてるのも置いて、
しばらくはみーこさんたちを眺めていました。

知り合いと偶然にも会い、そのまま隣のスタッフの釈明を聞くことになり。

話としては、こうです。

・ステージが観たい人は、既に向こう(ステージの右後方、4号館の横)に列んでもらってます。
・昨日までのステージイベントで、津田沼祭は3日間あるので、2日目までに客がどれだけ
 入れるのかが確認取れましたので、今朝入場整理することに決めました。
・決めたことは、ホームページには書いていません。告知は今日この場だけでやりました。
・予定では300人入れるのですが、先ほど聞いた限りでは、あと100人は大丈夫と思います。
・こちらではあと何人は入れるか把握してないので、あちらで聞いてください。

そういうわけで、既に列が出来てる方に行ってみたわけでした。

そして列整理側のスタッフに聞いてみたところ、

・整列はとっくに終了しました。もう入れませんのでご了承ください。
・ステージ前で入れると聞いたそうですが、どのスタッフが言ってましたか?こちらでは聞いてません。
・こちらでは締め切ってますので、詳しくはステージ前のスタッフに聞いてください。

たらい回しとはこのことで。
とりあえず戻らないと観れないことになりそうだったので、早めにステージ前まで戻りました。
前と言っても、ドリパステージと似たような感じで、かなり遠い位置に机でパーテーションを作った
そのすぐ後ろなんですけどね。

戻って来てすぐに、さっきのスタッフに問い掛ける間もなく、ドッと人が押し寄せて、
そのままステージ前の人垣は固定になったわけでした。

ギリギリでテントの横にあった机のすぐ近くに陣取れて、しばらくは脚立のそばにいることに。

この間、とにかくうるさかったのが「撮影禁止」。ステージ前ではスタッフが大勢居る中、
そのうち1人がでっかいパネルに「撮影禁止」の文字を書いて振りかざしていました。
とにかくひたすら連呼するのが「撮影禁止」だけだったので、他には注意書きもどこにもなく、
あろうことか今日の公演を宣伝するパネル類も無かったので、かなりテキトーなことはよくわかりましたね。

そもそも彼らに、どうやら来てくれる人を「客」と思う気持ちが丸で無い。
整理入場を2日間の実績から見込んで、3日目のみやろうと決めていたのも自分たちの都合で、
そのことを一切事前告知せずに、たまたま早く来てた人にその場だけで教えるという流れも
迷惑で面倒くさい客をモノのように配列することを考えているだけだからそうなる。
理学でない工学は、純技術的なことだけでなく、その技術を社会に活かすことをこそ教わるのが
工学系の大学と思って私も教わったものだが、最近はそこらへんも理解されてないらしい。
歴史は繰り返されず、変わったのかもね。

さて、つまらないことはさておき、せっかくそれなりに良い位置には居座れたので、
ステージの様子も見ることに。

リハとして出てきた遠藤さん。軽く数曲歌ってましたね。一緒にいた知り合いによれば、
私が着く少し前にMOSAIC.WAVもリハやってたらしい。歌い終わったあとの打ち合わせを
私は来たときに観ていたようね。ふぃぎゅ@メイトとスーパールミナルだったそうな。

12:00、優先的に案内された200だか300だかの
入場待機列が校舎の右から入ってきて、私らの前にある机列の遙か前方に集まり始めました。

と言っても、かなり少ない。スペースに比べて入った人の数は、オールスタンディングとするなら
3分の1くらい?こんなんなら中に入れてくれてもいいだろうに、と思いつつも待っていると、

案の定、後ろに設置し過ぎていた机のパーテーションを、ずーっと前までずらしていくことに。
コミケやドリパのステージイベントで、何度か味わいましたが、どこもダメなスタッフはこんなものですね。

ステージの横幅は中央通りの横幅いっぱいあり、私らが居る机はその半分の幅で左側のみ。
私のすぐ隣には道幅半分を占めている巨大で邪魔なテントがあり、これがなければもっと広々
後ろからでも見れたのになぁと思っていたのですが、

机が前に出て、たまたま列の最前右端が取れたので、すぐ横になったテントを覗いてみると、
仮設のPA室になってて得心が行きました。配置が残念なことになってますが、スタッフの都合
最優先で考えているこのイベントだったら、客入れるよりもやりやすい環境整える方が大事でしょうから、
この配置は納得でしたね。もっと邪魔にならない、例えばステージ横にすれば、3倍くらいは
周囲からの観客も観れてよかったと思うのですがね。まあ仕方ないです、思想が楽しませることでなく
作業としてこなすことになりきっていたようですから。

「撮影禁止」の連呼をBGMにして、待つこと1時間弱。12:55
学生による前説が始まりました。

注意事項が一気にドッと増えました。
「撮影禁止」の拡大解釈を被害妄想的に膨らましたと言いましょうか、いわく、

・撮影した場合、データ消去の上で、学外に出てもらいます。
・携帯電話で時間を確認する行為も、撮影に疑われるので、学外に出てもらいます。
・携帯電話は電源を切ってください。カバンから出す行為も疑われるので、学外に出てもらいます。
・サイリュームをカバンから出す行為も、携帯使用と疑われるので、学外に出てもらいます。

おそろしく一気に増えましたが、その場の思い付きなのか、事前に決めていたにも関わらず
ホームページに注意書きも載せずに、ステージ前に掲示も出さずに、この場でたまたまアナウンスを
聞いた人にしか伝わらない形でしか情報を伝達しないできない、非道い話です。

「撮影禁止」だけは、ずーっと言ってたから会場来た人には伝わったでしょうけどね。

さて、サイリュームの件は、実はいろいろとあとで聞いたらあったわけですが、
少なくとも私が聞いた注意はこの「取り出す行為禁止」だけだったのですから、
解釈として「事前に取り出しておけば使用して良い」と受け取ったわけです。

仕方なくカバンから全て取り出しやすいところに並べておいて
(但し、目の前の机の上や下は物置き禁止だったので、置けませんでしたが)
使いたいときに使えばいいと思ってたわけですよ。野外なので普通のリュームや
ネオンライトはいらないから、ウルトラオレンジだけですけどね。

これがあとで更なる災いにもなったわけですが。


コンサート本番とバタバタ

13:00、ステージ上に学生の司会ぽい男が出てきて、また前説というか前口上を始めました。
自己陶酔系というか、演技過多で言ってる事が非道かった。いわく、

・今からコンサートが始まるので、ステージ前に集合してくれ!!
・ステージ前にはまだかなりの人が入れるぞ!!さあ急いで集まってくれ!!

とそんなノリで。いや、ステージ前は既にずっと前から封鎖してるでしょうが。
ステージ前とステージ横、そしてステージ上でスタッフ言うことが三者三様。まるで情報伝達が
出来てないというのが、今回一番思った頂けない部分でしたね。

嫌味というなら理解もできるが。

とりあえず小うるさい司会はすぐに下がってくれたのでそれは良しとしよう。

すぐに1番手、MOSAIC.WAVの紹介、登場があり、

 A・K・I・B・A、AKIBA−POP!!

のいつものリズムと各所に散ってるのMOSAIC.WAVファンの声が響いて、

うさみみかやぴー、ねこみみみーこ、変わらぬアニキ

のいつもの3人の並びで、1曲目から飛ばしてきました。

1.最強○×計画

気分の悪いのはすっ飛ばす勢いで、ライブを楽しもうと思い、始まったわけでしたが、
ここでさっき危惧してたもうひとつの問題が出てきたわけでした。

いつものように間奏の盛り上がりのポイントで、ダブルのウルトラオレンジを折って
跳び始めたわけでしたが、ちょうど間奏が終わる頃を見越して、スタッフがツカツカと近寄ってきて
サイリュームの使用禁止を今更ながらに言い渡されました。
仕方なく片付けましたが、その物言いが気に入らない。
まるで当たり前だろう?なんでわからないんだ、さっき言っただろう、と言わんばかりの
目つき顔つき言葉振りでしたからね。

これはあとで聞いた話ですが、どうやら優先入場組が待機していた方では、事前にスタッフから
サイリュームの使用全面禁止が言い渡されていたようでした。
しかしそれは、ライブに参加する一部の人に口頭で伝えられたのみで、どこにも書いてなければ
繰り返し連呼してるわけでもない。一度言ったことなんだから分かれよ、的な言い方は、
さらにやる気をなくさせることこの上ないわけですからね。

当初は「撮影禁止」のみで、あとはかなりの自由度があって楽しめるライブになる、
と思ってたのですが、ふたを開けてみたら、
一番残念だった昨年辺りのドリパ、いやリューム禁止だからそれ以上に、
今まで参加したライブの中でも最も残念な部類に入る消沈イベントになったわけでした。

別にリューム禁止になったから悪い、ということは全然無いわけで。
例えばコミケの会議棟ライブとか、いくらなんでもここで使うのはまずいだろう、と思えたり、
事前アナウンスや会場前の注意書きで、禁止事項を書き上げておいてくれれば、
少なくともそれには従うわけだし、そこからこの場の雰囲気も想定して、なるべくその場の
空気に従おうとする意識も生まれてくるわけで。

ダメだったのは、期待してたライブが、始まったあとになって期待外れにさせられたことで。
直前にすら注意の無いこと(一部にのみ耳打ちしたような内容は、全体への注意にはならないはず)
ばかりでは、従いようもないわけで。とにかく散々な幕開けだったわけでした。

ただ、一度様子が知れてしまえば、あとはその中でそれなりに楽しく盛り上がることはできるわけで。

少なくともジャンプや手拍子、声かけや腕を振り上げることまで全面禁止にしてるわけでは
無いのだから、跳べるところは全力で跳び、声を出せる限りに全力で応援に移りましたよ♪

2.ギリギリ科学少女ふぉるしぃ

科学だから、の選曲でしたねw。

MC、自己紹介は最近のいつものように、ボーカルみーこさんから、キーボードかやぴー、
そしてアニキまで。かやぴーから、初めての学園祭ライブになります!と一言あったあと、

み「健康的な青空の下でこんな時間帯に活動するのが久々です☆」w

とみーこさんらしいコメントがw。

曲紹介で、工業的な選曲を考えてふぉるしぃにしたけど、「これって疑似科学じゃん!!」
とあとで思ったそうなw。
そして学内で研究されてる二足歩行型ロボットの話に驚喜してるみーこさんなのでしたw。

次も理工系的な曲と言うことで、先日発売されたハツネイティブから、
ミクは予定が付かないのでみーこが1人で歌います!ということで、

3.電気の恋人-I am Programmer's Song-/* VL-3901mkII */

この曲については、みころぐレポ参照で、

 〜ミクさんがいないよversion(仮)

になっていますね。太秦などで感じた違和感としてあった、みーこさんが歌ってない箇所を
1人バージョンとして補完してくれたようで、非常に良かったなと思いましたよ。

反対に、

4.妄想網 Ж Superluminal

この曲はライブツアーで完成度の高さを実感した限りではあったのですが、あれは全て
会場全体の一体感が成せる技モノの曲、だったことも痛感したのがこの野外アウェーライブでした。
ある意味、スーパールミナルの弱点が出たというか、みーこさんが歌わない部分が際立つと
これほど違和感のあるステージはないな、というのがわかってしまう曲なのでした。
ステージしたからの援護コールがあってこそ、あれほどの感動に繋がるのだなぁというのが
ファンの少ない、音も分散してしまう野外の会場では尚更逆境になる、というのがわかった次第でした。

あとで遠藤さんが出てきて対比するとよくわかったのですが、元々の持ち味や持ち歌の違いも
あるだろうし、学園祭ライブに慣れている面もあるだろうけど、やはり同じステージでありながら
盛り上がりがここまで差が出る理由の1つは、カラオケのみの歌詞はなく(目立たず)、
全て地声で歌い上げている曲、ということが野外ライブ、路上ライブでは重要なのだろう
ということがなんとなくわかった次第でした。

MC、みーこさんより、気持ちいいねー!雲1つ無い快晴です!!と天候の話題から、

・うちら呼んでくれた人、すごい勇気だったよねw。
・「子作り」とかだいじょうぶかよ!?wとねw
・他にも禁止用語連発の曲いっぱいあるけど、今日はやらないけどw。

と、ネガティブキャンペーン大会はじまりはじまり♪ 突っ込んでくれるのは当然いつものアニキで

・次の遠藤さんが全て浄化してくれるからだいじょうぶだよ。

良いオチだったようでw。

最後の曲、これで締めたいと思います!

5.ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト

リハの件は聞いてたので、来ることはわかってたけど、
これは実に会場に合った良い歌だったかなと思いましたね。

ちょうどステージ上の、真上の4Fだったかな、窓の向こうで模造紙にでっかく「@」を書いて
「がちゃがちゃきゅーと!」のところで回って応援してくれてる人がいましたよw。
あれは観ててほのぼのしましたねw。あのくらいの愛情を、是非ステージ担当スタッフにも
見せてほしかったものでした。まあほとんどがMOSAIC.WAVの名前すら知らない人たちだったんでしょうけど。

ステージ司会が、読み間違えなかっただけでも、救いでしたかねw。

そんなわけでちょうど30分くらいかな、MOSAIC.WAVの出番は終了、会場の7割方?が待ちわびてた
遠藤正明の登場です。

1.爆竜戦隊アバレンジャー

MOSAIC.WAVが萌えをやってくれた、ということをMCで入れてくれたよ。

2.環境超人エコガインダー

「絶対!!」こんな簡単な、しかし会場全体を一体化できるフレーズは、一見さんが多い
こんな会場では、超絶的な威力を発揮しますね。この辺りは素晴らしかったやはり。

3.いでよ ガイアレオン

JAMの宣伝、ブルーレイのこと、ガンダムトリビュートでは哀・戦士をJAM Ver.で出すことなど。

4.もののけ姫

ENSONの1枚目でカバーしてたんだそうな。後半特に力強くて、原曲を忘れさせます。

5.愛をとりもどせ!!

こういうときってメジャーなカバー曲があると強いというのも認識。誰もが知ってるアニソンは
会場全体を大きなひとつのカラオケボックスと化す。これこそJAMパワーの源でもある。

そしてちゃんと晴れた件を報告w。

6.LIFE

最後の曲は、オリジナルアルバムからエレメンツガーデンの曲を。

ここで終わらなかった。アンコールが掛かります。もちろん出てくるのはMOSAIC.WAVではなく
遠藤さんですがね。会場もそんな雰囲気でしたから。流れ的にも当然なのかな。

遠藤正明を有名にしたこの曲をやらなきゃ終われない。
各地を回ってきた今年の学園祭ツアーもここで最後。誰もが知ってる、知らなくても良い、
「ガ」が125回出てくる曲です。そのシンプルさがいいね。

7.勇者王誕生!

最後は超盛り上がって、本当に良いライブになりました。さすがは遠藤正明、といったところでしたね。

もう一回!のコールが入りましたが、最初の空気を読めてない司会の学生が出てきたので
白けてみんな解散という格好になりました。14:12、予定通りだったのか、
12分押しで終了したのでした。


池の畔でMOSAIC.WAV友の会が集まってたので、挨拶と反省会と。ここでリューム禁止のことやら
いろいろ残念だったことやら、少し語ってみたり。むしろみんなこのあとの飲み会をこそ楽しみにしてたり。

最前中央に居た某青T君とも挨拶しましたが、彼が今年参戦した数多のライブの中でも、
ワーストナンバーワンだったということでした。まあ、彼も違う意味で最初から跳ぶの止められて
やる気を削がれたこともあったでしょうけど。ほぼ似たような感想でしたね私も。

学園祭ライブは私も桃井で数回(4回ほど?)行ったくらいですが、たまたまなのか
どこも恵まれていて、アーティストとファンのことを考えたステージ作りにしてくれてたので
これほどのアウェー感は学園祭では初めてだったので、いろいろ勉強になったことはあるけど
今度はもっと楽しめる学園祭に参戦できたらいいなぁと思いましたね。

このあとの飲み会では、アキバでなく津田沼なのにw、一部屋貸し切り状態でいつも以上に盛り上がり、
そしていつも以上に、ライブで使えなかった反動もあってか、ウルトラオレンジの使用量が
半端なく多かったことも付記しておこうw。

ともあれ、学園祭ライブ第1弾は無事(?)終了しました。お疲れさまでした。
これにめげずに次から次と、どんどんいろんな形態のライブに出演してくれたら良いなぁと思ってます☆
がんばれMOSAIC.WAV!!


Presented by Y. SATO, in 2009
E-Mail ysato@blue.plala.or.jp